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パズルで知育!伸ばしたいアノ能力がぐんぐんUPするって本当?

  • 2019.4.24
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数ある知育玩具の中で、誰もが一度は遊んだことがあるであろう『パズル』。そのパズル遊びで、勉強やスポーツなどあらゆる場面で必要とされる『集中力』やひらめきを引き出す『発想力』など、多くの能力を引き出せるって知っていましたか?

今回はパズルが伸ばしてくれる5つの能力と、成長に合わせた上手な選び方をご紹介します。

パズルで育つ5つの能力とは?

1:手先が器用になる

ひとつひとつのピースを掴んで狙った場所にはめる作業は、右脳と左脳をバランスよく刺激して手先の器用さを養ってくれます。最初はきちんとピースがはまっているかどうかがわからないこともあるので、慣れるまではそばで見ていてあげましょう。

2:集中力がアップする

大人も子供も何かに夢中になっている時は、黙々と作業をしているもの。集中力はそんな『ひとつのことを黙々とこなしていくこと』の積み重ねで身についていきます。勉強やスポーツなど、求められる機会が多い集中力は伸ばしてあげたい能力のひとつですね。

3:論理的思考が育つ

パズルを組み立てるために、各ピースの形を見るだけではなく、色や絵柄のつながりを推測し、効率よく作るために色ごとに分けるなど様々な工夫をするように。また、どのように作ればいいのかを繰り返し考えて実践することで、論理的な思考能力が自然と身につくものです。論理的な思考ができるようになると、物事を正しく理解できるようになります。

4:発想力を養う

形を想像してどこにどんなピースが入るかを予測することで、空間認識能力が高まります。ピースを見渡してパッとひらめくことができる直感力や、難しい場所に置くピースをじっくり見て選ぶ観察力も養うことができます。また、絵柄や形など複数の情報をまとめる力を『知覚統合』と言い、新しいアイディアを生み出すのに必要な能力である発想力の強化につながるのです。

5:記憶力が上がる

パズルを完成させることで、集中して最後までやり遂げる力を育みます。集中することができるようになると、記憶力が大きくアップ。記憶力は学習する上でとても大切な能力なので、遊びながら少しずつ養ってあげるといいですね。

パズルの選び方

パズル入門に最適な『型はめ』や立体的に遊べる『組立』、難易度が選べる『ジグソー』など、様々なパズルがあります。年齢はあくまでも目安ですから、成長に合わせて子どもが楽しめる難易度のものを選ぶようにしましょう。難しすぎるもので飽きてしまうよりも、達成感を味わえる程度のものがオススメです。

1歳前後

形を認識して当てはめていく『型はめパズル』がオススメ。丸や三角、星などの図形を見分けたり、ぴったり当てはまる向きを考えたり、色を見分けたりする力を育みます。1歳頃はなんでも口に入れてしまうので、大きさや素材に気を付けて選んで。

2歳前後

1歳後半頃から、少しずつピースを組み合わせるジグソーパズルにも挑戦してみましょう。ピタッとはめることができたら、一緒に喜んで褒めてあげると達成感を味わえます。ピース同士を組み合わせて考えることで、想像力を鍛えることができます。

3歳前後

だんだんできることが増えてくる3歳頃には、色分けしたり立体的に組み立てるパズルがオススメ。最初はひとりでできなくても、繰り返し練習することで徐々にできるようになります。焦らず、子どもが楽しんでできる難易度のものを選ぶといいでしょう。

4歳前

4歳くらいになると、できること、できないことの個人差が大きくなります。お友達と自分を比べたりするようになるのもこの頃。他の人よりできないことを心配するより、できたことを見つけて、褒めることで自信をつけてあげましょう。

5歳前後

ひらがなを読んだり書いたりできるようになる頃で、興味のあることに対しては、かなりの集中力や記憶力を発揮します。好きな絵柄のパズルを選んであげると、難しい物にも挑戦する意欲がわくかもしれませんね。

ついつい「あぁ、そこじゃない!」とか「ここだってば!」と言いたくなってしまうところですが、ぐっとこらえて子どもが自分で正解を見つけられるように見守りましょう。

自分で考えて遊ぶことで、子どもが本来持っている能力をぐいぐい引き出します。しかも完成した時の達成感は本当に気持ちがいい!いいこと尽くしのパズルを、毎日の遊びに取り入れてみませんか?

photo/PIXTA

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