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「求められるところに行くと道が拓ける」という話

  • 2019.4.17
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幸せになれる恋をしたい女子の皆さま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。好きな人がいても長い間、振り向いてもらえなかったり、前の彼を引きずって新しい恋に進む気になれない時って、八方ふさがりになったように感じてしまいますよね。「変わりたい…でも、変われない」「もう、何をすればいいのかわからない」と行き詰まりを感じたときに、オススメしたい行動をお伝えしたいと思います。

自分の価値を思い出そう

「このままじゃいけないよね…」と思いながらも、なんだかやる気になれなかったり、何もすることが思いつかない時に、私がオススメしたいのは、「求められるところに行く/する」です。

「求められるところに行こう」というと、「自分を好きでいてくれる人と付き合えってことですか?」「妥協しろってことですか?」と思う方がいるかもしれません。が、違います。自分を認めてくれる人たちと交流することで、自分の価値を思い出し、まずはニュートラルなあなたに戻りましょうということなのです。

価値がないと希望を持てない

というのも、やりたいことが思いつかなくて、八方ふさがりになっている時って、本当にやりたいことがないのではなくて、「できることの中」でやりたいことがないと思っている状態なのですね。

本心を深く探っていけば、やりたいことはあるのだけれど、「自分にできるわけがない」「どうせ無理に決まってる」と思うから、「することがない」と思うのです。そして、どうしてそのように思うかというと、長い片思いや失恋で自分を受け入れてもらえなかったから。

「受け入れてもらえない自分」=「自分には受け入れてもらえるような価値がない」=「自分には価値がない」=「自分はできない」と心のどこかで思うようになっているのですね。

苦しいなら、恋でなくて執着

でも、当たり前ですが、あなたはちゃんと価値のある人間です。したいことをすればいいのだし、できなかったら「努力すればいい」。そして人は誰だって、ピュアな状態であるならば、「したいこと」が素直に湧き上がってくるものですし、できなかったら「できるように努力したいと思う」か、「自分には向いてない」とどこかで諦められるもの。

しかし、失恋や片思いが長引いていると、その両方ともができない状態になりやすい。そして、諦められないのに、好きでいることもなんだか楽しくなくなってくる。こうなると、もはや恋ではなくて、執着しているだけなのですが、他にやるべきことが見つからないから、思いをなかなか手放せなくなるのです。

諦めない心と執着の違い

じゃあ片思いは諦めなきゃダメなものかというと、そんなことはないですよね。楽しく思い続けたり、諦めずにアタックし続けると、時には成就することもあるでしょう。では、どういう片思いが、恋ではなくて執着なのかというと、楽しいか、楽しくないかで判断できると思います。

彼のことを考えていると心がほんのりと明るくなったり、なんだか嬉しい気持ちになるなら、片思いでも続けていい恋です。一方、好きな人のことを考えると、「どうしてうまく行かないんだろう」と暗い気分にしかなれないのなら、それは手放すべき執着です。

執着は「認めてほしい」だけ

もう一つ。誰かに執着しているときには、視線が自分に向いています。「どうして私は愛されないの?」とか、「どうして私じゃダメなの?」という風に、考えることが自分ばかりになる。一方、楽しい片思いの場合は、「彼がこんなことをしていたわ。キャッ」「連絡をくれた。嬉しいな」という感じで、見ているのは「彼」なのですね。つまり、執着の主人公は自分。「自分を認めてほしい気持ち」がきっとどこかにあるのでしょう。

だから執着を手放すヒントは、「自分を認めてほしい」気持ちを解消することだと思います。

本当のところ、「自分を認めるのは自分」ですから、今この瞬間から、「私は素敵だ」と自分を認めてあげればいいのです。とはいっても、傷ついた状態ではなかなかできづらいですよね。そこで、「人様の力」です。

あなたがあなたでいるだけで「楽しいね」と思ってくれる人や、あなたが自由にふるまっても「好きだ」と表明してくれる人。そういう人たちの中にいると、本来の自分を思い出すものです。その結果、本当に望むものや理想の男性像がスッと見えてきて、行うべきことが「したい」という気持ちになって、わかってくるのです。

あなたが今、「やりたいこと」も「やるべきこともない」と思っているのなら、まずはあなたを受け入れてくれる人たちのところに飛び込んで行きましょう。そしてあなたの価値を思い出し、ニュートラルな気持ちになって、また恋をしていきましょう。

(にらさわ あきこ)

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