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キスマークを付ける男性の心理とは? そこに込められた意味を調べてみた

  • 2019.4.16
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愛する相手と抱き合ったあと、ふと体を見たらキスマークを付けられていた。人に見られたらちょっと恥ずかしいけど、好きな人に付けられるキスマークって特別な感じがしますよね。男性はなぜ体にキスマークを付けたがるのか、またそこにはどんな心理や意味が込められているのでしょうか。

キスマークを付けたがる男性の心理

キスマークは、肌に唇を当て強く吸い付くとできます。

肌の下に内出血を起こすことで赤い色が出て、それが痣のように残る状態です。

女性のほうは、吸われたときは痛みを覚えますが、打撲などのようにいつまでも後を引くものではありません。

付けられた痣は、数日から人によっては数週間残ることもありますが、鏡を見るたびにそのときのことを思い出すと嬉しかったり恥ずかしかったり、相手と特別な絆で結ばれているような気がしませんか?

それは男性も同じで、愛する人の肌に痕を付ける、また付けるのを許してもらえることを幸せだと感じます。

何とも思っていない人なら、セックスしてもそこまで気持ちが高まることはなく、キスマークをわざわざ残そうと思うこともありません。

キスマークは、極端にいえば相手の肌に傷をつけることです。それをお互いに受け入れられる関係だからこそ、あえて残すことが愛情の証だと考えます。

キスマークを付けたいけれど相手に嫌がられたらどうしよう、振られたらどうしようなど不安があると、なかなか実行できません。拒否されない自信、相手も喜んでくれる自信がないと、実際は付けづらいと思うでしょう。

パートナーと心が通じ合っていて、キスマークを付ける自分を受け止めてもらえる。その確信がより深い愛情へとつながるのですね。

恋人でもないのにキスマークを付けたがるのは、独占欲の現れ

たとえば、セフレの関係であったりはっきりと気持ちを確認し合った仲ではないけれど、体に触れる関係であったり、恋人と呼べないときでも女性にキスマークを付けたがる男性がいます。

女性からすれば何を考えているかわからないと感じますが、男性のほうは付けたくてやっているのであって、そこにあるのは独占欲です。

曖昧なつながりであっても、

「ほかの男に抱かせたくない」
「こんなことができるのは俺だけ」

と思えば、やはり自分の証を残したいと思うもの。

キスマークを付けたいと思うとき、「この女性は自分のもの」という意識が男性には働きます。自分のものと思う独占欲は、本当に体だけが目当てなら生まれません。

許可もなくキスマークを残す、また付けたがるとき、男性にとって女性はすでに特別な存在になっています。

それだけ、男性がキスマークを付けたいと思うのは心をかたむけている女性なのですね。

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キスマークに込められた心理や意味

キスマークを付けたいと思う相手は男性にとっても特別な存在であることはわかったけれど、そこにはどんな意味があるのでしょうか。

単純に「付けたいから」だけではない男性の気持ちについて、解説します。

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1.「自分のもの」という証を残したい

「自分のもの」の証を残したくなるのは、好きな女性、愛する彼女だからこそ。

セックスしているときやイチャイチャしているとき、思いが高まってつい付けてしまいたくなる。そこまで気持ちが盛り上がるのは、深い愛情を覚える相手だからです。

触れ合うことに幸せや喜びを感じる相手は、誰でもいいわけではないですよね。まして相手の体に痣を残すような行為は、軽々しくはできません。

キスマークを付けることで満足したい。「自分のもの」としっかり実感したい。そこまで思うのは、独占欲があるからです。

多くの男性は、好きな女性、付き合っている彼女に独占欲を持ちます。

無意識に「ほかの男に取られたくない」「誰にも渡したくない」と思っているので、キスマークを付けることで自分のものという「証拠」を残し、安心しているともいえます。

また、キスマークを残す自分が嫌がられないことにも満足を覚えます。たとえば女性から「やめてほしい」と言われたら傷つくし、そこまで深い仲とは思われていないのかも、と不安にもなります。

痕跡を残すことを許してもらえる自分を実感することで、女性からも愛されていると実感できるのがキスマークなのですね。

2.離れているときも思い出してもらいたい

キスマークは、吸い付く力にもよりますが、ほとんどの場合、数日は痕が残ります。

「もう、こんなところに付けたら恥ずかしいじゃない!」と彼女が照れている様子を見ると、「これを見るたびに俺のことを思い出してくれるかな」と思うのが男性の気持ち。

離れているときも、彼女がその痣を目にすれば今日のことが蘇るだろうし、俺のことも忘れないだろう。そんな考えがあるのですね。

キスマークがすぐに消えるようなものなら、そんな“願い”も持たないかもしれませんが、しばらくは肌に残るとわかっていて付けています。

特に、「自分のもの」の証を残したくて付ける男性は、嫉妬心や独占欲が強く、会っている時間以外でも彼女を独り占めしておきたい気持ちが強いもの。

キスマークを見るたびに自分の存在を意識してもらえる。そんな思惑を持って付けているのですね。

3.浮気防止のため

たとえば、胸の谷間であったり太ももであったり、裸にならないと見えない場所にキスマークがあると、女性が浮気しようとしても相手に見られるのでできないはず、と考える男性もいます。

生々しく残る内出血の痕は、浮気相手が見れば決して良い気はしませんよね。自分と会っていない時間でも、キスマークを残しておけば彼女は浮気できないだろうというわけです。

ですが、決して最初から「浮気するはず」と決めつけているのではなく、女性との関係に不安があるときやほかの男性の影が見えるときなど、落ち着かないときにキスマークを残したくなります。

また、「キスマークを付けていい?」と女性に尋ねてみて、嫌がられたときもその理由が気になるので、逆に痕を残そうとすることも。

体のきわどい箇所にキスマークを残したがる男性は、嫉妬深い可能性が高いといえます。

4.ほかの男性を牽制するため

キスマークを付ける部分はたくさんありますが、首筋や二の腕など、あえて人の目に触れるところに残す場合は、ほかの男性が近づくのを避ける目的があります。

人に見られたくない女性からすれば、ちょっと迷惑な気持ちではありますが、これも男性には独占欲があるから。

可愛くてモテる彼女だったり男友達が多い女性だったり、自分以外の男性とも接触する機会があるとわかっていると、「ほかの男に好かれたらどうしよう」と不安になるのですね。

キスマークを付けられるのは、それを許してもらえる特別な関係だから。その自覚が男性にあるので、あえて見られる可能性の高い部分に残すことで、「俺がいるんだぞ」とアピールしようと考えます。

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5.キスマークを付けることに憧れている

たとえば、恋愛経験が少ない男性や女性とお付き合いしたことがない男性など、女性と深い仲になったことを示すキスマークに憧れを持っている場合があります。

彼女と抱き合っているときなど、「俺も女性と付き合える男になったんだ」とテンションが上がるとつい付けたくなってしまう。一人前の男になったような感慨がキスマークにあるのですね。

ですが、こんな男性は実際に付けた後で、内出血で赤くなっている肌を見ると「ごめん!」と慌てることも多々あります。女性の肌に傷を付けてしまったと思い、反省するのでその後は女性からお願いされないと付けないことも。

女性からキスマークをねだられるなんて、男性にとっては幸せな瞬間。そんな憧れも、男性ならではですね。

6.精一杯の愛情表現

キスマークは、愛する男女だから残せるものと考える男性は多く、たとえば不器用で普段から言葉で気持ちを伝えることが苦手な男性など、キスマークを付けることで精一杯の愛情表現と思っていることもあります。

付けた後で、女性が嬉しそうな様子だったり「また付けてほしいな」と言ってくれたりすると良かったと思い、気持ちが伝わったことを実感します。

本当は言葉で好きだと言いたいけれど、恥ずかしいしうまく伝わらなかったら悲しい。それなら、キスマークを付けることで女性に喜んでもらいたい。

女性からすれば「キスマークのほうがハードル高くない?」と思うかもしれませんが、何も言わなくても「愛情の証」を残せると考える男性は、積極的に付けようとすることも。

付けた後で「痛くなかった?」「大丈夫だった?」など、好きの言葉がなくても気遣ってくれるときは、男性なりの愛情表現なのだなと思ってくださいね。

7.自分にも付けてほしい

自分も彼女にキスマークを付けてほしい。でも恥ずかしいし自分からは言えない。そんなとき、女性から「私も付けたいな」と言ってほしくて先に痕を残す男性もいます。

愛する女性から自分の体にキスマークを残されるのは、男性にとって嬉しい痕跡。自分が残すときと同様に、痕を見るたびに彼女のことを思い出して幸せな気持ちになりたいと思います。

女性の胸元に赤い印を残してから、「俺にも付けてみる?」と訊いてみたり「キスマークを付けるのは嫌い?」と誘導してみたり。素直に「俺にも付けて」と言えないので、先に残すことで女性からも動いてほしいと考えるのですね。

8.女性から求められた

女性の中にも、好きな男性からキスマークを付けられたいと望む人は多いかもしれませんね。

特にキスマークには興味がない男性であっても、女性のほうから

「今日は特別な日だから、思い出がほしいな」
「◯◯さんのものっていう証がほしい」

と言われたら、心が動くでしょう。

女性から求められたら応えることも、愛情表現のひとつだといえます。

それまでは何とも思ったことのなかったキスマークも、女性が喜んでくれることで「これからは付けてみようかな」と思う場合もあります。

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キスマークにはネガティブな気持ちが込められることも

キスマークを付けたいと思う相手は男性にとって特別な存在と述べてきましたが、愛情を示すことが目的ではなく、ネガティブな気持ちを込めて残す男性もいます。

どんな思いでキスマークを付けるでしょうか。

1.人に言えない関係に対する仕返し

たとえば、不倫のように公にできない関係を続けているとき、仕返しのように女性の体にキスマークを残そうとする男性がいます。

本当は普通に付き合いたいのに事情があってできなかったり、こそこそと隠れて会う関係に疲れていたり、ストレスがあるとどこかで発散したくなり、キスマークで自分の存在をアピールするのですね。

関係を縛れない女性に対して、キスマークを残すことでほかの男と深い関係になるのを防ぐ、また女性のパートナーへの牽制など、まっすぐに伝えられない独占欲が出ます。

女性に嫌がられても、少しでも仕返しをして溜飲を下げたい気持ちが込められています。

2.女性を困らせたい

キスマークを人に見られることは避けたいと女性は多いと思いますが、男性の中にはわざわざ首筋や二の腕、足首など人の目が向きやすいところに付けたがる人がいます。

「どうして目立つところに付けるの!?」と非難したくなりますが、男性の目的は女性を困らせることです。

女性が見られたくないのをわかっていて、目立つ部分にわざとキスマークを残すのは、愛情ではなくいたずら心から付けていることが多く、こんな男性は女性の気持ちを尊重できません。

本当に好きな女性なら、自分の付けるキスマークで困らせることはまず考えないと思いましょう。

3.興味本位で誰でもいい

たとえば、酔った勢いであったりその場の雰囲気に流されたり、特に好きな女性じゃなくてもキスマークを付ける男性もいます。

「キスマークってどんな感じなんだろう?」と思っても、なかなか試す機会はないですよね。偶然でもそんな状況ができたとき、好奇心に負けて付けてしまいます。

ですが、女性としては好きでもない男性にキスマークを残されるのは、決して良い気分はしません。無理やりされそうになったら、きっぱりと拒否する姿勢を見せましょう。

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キスマークは愛情の証

多くの男性が、キスマークを付けたいと思う女性には深い愛情を抱いています。

誰にでもできることではないからこそ、愛する女性の体に「自分のもの」の証を残すのは幸せなことです。

特別な関係であることを示すキスマークには、男性の独り占めしたい気持ち、自分以外の男性を受け入れてほしくない気持ちが込められています。

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