【群馬】温泉ソムリエおすすめ！ 歌人も愛したノスタルジックな水上温泉が日帰り女子旅にぴったり！

こんにちは。岡山県出身、群馬県在住で温泉ソムリエの”with girls エディター”の矢野詩織です。4月で桜が綺麗な季節になりましたが、群馬県の山間部はまだ雪が残っています。今日は、酒を愛し、旅を愛し、自然を愛した歌人、若山牧水の著書として有名な「みなかみ紀行」の舞台となった「水上温泉」をご紹介します。

都心から約１時間！ちょっとした温泉旅にぴったり！

東京から新幹線・電車を使って最速約70分の水上温泉。群馬を代表する水上温泉郷の核となる温泉地であり、利根川の清流を望むように土産物屋や旅館、ホテルが並ぶ大規模な保養地で日帰り温泉も充実しています。特に冬や夏のみなかみ町は、スキーやラフティングなどのアウトドアスポーツが楽しめ、国内問わず豊かな自然を求め海外からも多くの観光客が訪れます。今日は、そんなみなかみ町のおすすめの日帰り入浴をご紹介します。

若山牧水にちなんだ湯も！「水上館」の日帰り入浴がおすすめ

老舗旅館である「水上館」。気軽に立ち寄れる日帰り入浴のプランもあります。（お一人様、1,500円税込み）私が訪れた時は、女性が「牧水の湯」、男性が「水晶風呂」でした。その日は、まだ雪が降っており、美しい雪見露天風呂が楽しめました。牧水の湯へ続く畳通路と露天風呂には、一休みできる空間が用意されており、風呂を楽しみながら、美しい利根川と自然を眺めることができました。

歴史を感じる迫力満点の浴室

「牧水の湯」は、昭和2年に建てられた水上館の貴重な建築をそのまま残し、重厚な檜の梁をそのまま利用した立派な浴室が目玉。頑丈に組まれた太い梁、浴槽にどっしりとある岩は迫力満点！また、2016年にリニューアルしていることもあり、脱衣場や洗い場もとても綺麗でした。

木漏れ日に心癒される絶景露天風呂

また、畳のアプローチから奥深く川へ川へと階段を下りていくと、大自然を感じる露天風呂へ。ひんやりとした空気で体をリセットして、またお湯に浸かるのも湯巡りの至福のとき。利根川のせせらぎに耳を傾け、そっと吹き抜ける穏やかな風を感じながら、心ゆくまで自然の恵みを体感できました。

宿泊すれば、「牧水の湯」をはじめ、「水晶風呂」、「奥利根八湯」や貸切露天風呂など多種多様な温泉を堪能できるそう。女子旅でノスタルジックな水上温泉へ訪れてみてはいかがでしょう。