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日本画のような色味。日本最古の絵の具店が開発した「胡粉ネイル」が話題

  • 2019.4.9
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カラフルなマニキュアの画像

■“絵の具店のマニキュア”が大人気?

上羽絵惣の画像

2月17日に放送された「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系)では、“ヒット商品を開発して倒産危機から復活を遂げたお店”を特集。その中で紹介された年間40万個売れる“絵の具店のマニキュア”に、視聴者から大きな注目が集まっていました。

京都市にお店を構える「上羽絵惣」は、1751年に創業した日本最古の絵の具店。主に日本画専用の高級絵の具を取り扱い、商品は繊細な色を表現するために特殊な原料が使われています。例えば“胡粉(ごふん)”と呼ばれる色の原料には、ホタテの貝殻を使用。ほかにも天然の鉱石などが原料となり、じつに1500種類以上の色が作り出されているそう。

そんな上羽絵惣の生み出した商品が、爪に塗る絵の具「胡粉ネイル」。ホタテの貝殻を原料に、独自の製法で作られたマニキュアです。胡粉ネイルの大きな特徴は、シンナーなどの有機溶剤が使われていないこと。そのためマニキュア独特の刺激臭もなく、速乾性にも優れた商品が実現しました。

胡粉ネイル 1,300円(税込)~/上羽絵惣

ちなみに胡粉ネイルを落とす時は、除光液を使わずお湯だけでOK。数秒ほどつけておけば簡単に剥がせるので、お手軽なところも嬉しいポイントですね。

■胡粉ネイル誕生のキッカケは女子高生の体験談!

女性の手の画像

胡粉ネイルが生まれたキッカケは、「砕いた貝殻でネイルアートを楽しんでいる」という女子高生の体験談。もともとホタテの貝殻を原料に胡粉を作っていた上羽絵惣なので、「これをマニキュアにすることもできるのでは?」という考えに至ったそうです。

日本画で表現される独特な色にこだわった胡粉ネイルは、今や幅広い世代から愛される大ヒット商品に。愛用者からは、「手軽さもありがたいけど、何より色合いが素敵。初めて見たときに一瞬で虜になった」「速乾性が高いので、塗った後に放置する時間も必要ない。もう胡粉ネイル以外のマニキュアが使えないです」「外出時に使ってもすぐに乾くから本当に便利。色合いもめちゃくちゃ気に入ってる」と絶賛する声が多くみられました。

胡粉ネイルの公式通販サイトでは、上羽絵惣の本店でしか手に入らない限定色などの購入が可能です。興味のある人はぜひチェックしてみてください。

文/プリマ・ドンナ

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