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あなたの職場にもいる? 思わずイラっとする“意識高い系男子”の特徴4つ

  • 2015.3.17

あなたの職場にもいる? 思わずイラっとする“意識高い系男子”の特徴4つ

NHKプレミアムで3月3日に放送が開始されたお仕事ドラマ「その男、意識高い系。」。堅実に働く30代半ばの女性社員が、実力と行動が伴わない意識高い系の男性新入社員の素行にイライラし、日々翻弄されるコメディです。そこで、あなたの職場にもいるかもしれない、意識高い系の男子の特徴を紹介します。

●1.やたらと自分のプロフィールを「盛る」

ドラマでは、大ヒットゲームの開発に携わったという功績が買われて入社した意識高い系男子ですが、実は試作品で遊んだことがあるだけだったと判明しました。自分を誇示したいのが意識高い系男子の最大の特徴。それは如実にプロフィールに現れます。

例えば、学生時代の活動をいまだにプロフィールに書いている男子。あなたの周りにもいませんか? 「高校ではサッカーで県選抜」「大学でサークルを立ち上げました」「自身の主催する○○イベントでは、芸能人など1000人以上も集まった」といった過去の話は、検証できないこともあるので盛っていることもしばしばです。

別の傾向としては、FacebookやTwitterのプロフィール欄に「読書/旅行/株/起業/ボランティア」といったように、スラッシュをやたらと使いがちであることも挙げられます。これは自分の属性や趣味、興味など、いろいろな言葉を並べることで経験豊かで多趣味な人間であることをアピールしたいのですが、そこまで大した活動経験や知識を持っていないことが多いです。

●2.SNSで意識の高い発言を連発する

意識高い系は、「頭が良い」「人よりも深く物事を考えて生きている」と思われることを好みます。ドラマでの意識高い系男子は「地球にボランティアしたい」という壮大な夢を名刺に刻んでいます。

参加したセミナーや勉強会、異業種交流会をFacebookに写真付きでたびたび公開したり、ビジネス書や哲学書、自己啓発本といった類の本をたくさん読んでいることをアピールします。しかし、本当に自分の身になっているのかは定かではありません。

さらに、日常で自分の感情を揺さぶられたり影響を受けたことについては長文で書き込みますが、最終的に「社会貢献は大事」など、まあまあ当たり前のことを連発することも。SNSではこうした発言しかしないため、周りの人はタイムライン上で目にするのが若干イヤになりがちです。

●3.人脈を必要以上に自慢する

目立ちたがりでミーハーな部分があるので、自分の持っている人脈はあからさまに自慢したがります。

もちろん、芸能人や大企業のお偉いさんなど、なかなか知り合えない人物と交流があるのは悪いことではありませんが、ひけらかすことでその価値がダダ下がりするということは周知の事実です。

そしてついには「俺の友達の弟の同級生の彼女のいとこがAKBのメンバー」など、もはや「友達の友達は皆友達」的な発言まで飛び出すことも。小さな出来事も大きく言うことで「凄い」と思われたいのです。

●4.カタカナ語が大好き

意識高い系男子は実力や経験が未熟にも関わらず「仕事ができている」ことに自己陶酔したいため、仕事中の会話でひんぱんにカタカナ語を使いたがります。

「コンセンサス」「エビデンス」「スキーム」など、使い方を間違えていることも気にせずに英単語を多用し、「日本語を使ったほうが絶対わかりやすいだろ!」と思わずツッコミたくなるという経験をした方もいるのではないでしょうか。

ドラマの中では、ミスを犯してた意識高い系男子が反省もせずに「社長は今までのサバイバルできないというリーダーとしてのリスクヘッジの一貫で、エンターテインメントビジネスにコミットしたんですよね」と気持ち良さそうに話すシーンが。カタカナを使いすぎてルー大柴っぽくなっていることにも気づかず、自己満足に浸る姿が描かれています。

本当に意識が高い人は「簡単でシンプルな言葉で相手に伝わりやすく話す」のに対し、意識高い系は「難しく回りくどい言葉で相手に伝わりにくく話す」のです。

以上、意識高い系男子の特徴でした。職場にこういう男子がいても、いちいちその言動にイライラせず、むしろ面白がってあげたいですね。

<文/富士みやこ>

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