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セザール賞&アカデミー賞で振る舞われた料理とは ?

  • 2019.3.26
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フランスのセザール賞とアメリカのアカデミー賞は、それぞれの映画界で最も権威のある賞。授賞式はともに2月に開催されたが、その晩餐会はどんなメニューだったのだろうか?

第44回セザール賞晩餐会はホテル・バリエール内にある高級レストラン「ル・フーケ・パリ」で開かれた。その後の3月16日、デモ隊による襲撃を受け、現在は予約を受け付けていない。

2月22日金曜日、パリのサル・プレイエルで第44回セザール賞授賞式は開催された。授賞式の後はフランス映画を代表する面々750人が、ジャンゼリゼ通りのちょうど真ん中にある有名なレストラン、ル・フーケ・パリに集合した。この豪華なアフターパーティを今年指揮したのは、ミシュランガイド3ツ星シェフのピエール・ガニェールだ。

ル・フーケ・パリ店内の壁には、フランス映画界を象徴する有名人の写真が飾られている。

大西洋の向こうでは2日後の24日、第91回アカデミー賞授賞式でオスカー像を行方に一喜一憂した後、ハリウッドの映画関係者はロサンゼルスのハリウッド&ハイランド・センター内のレイ・ドルビー・ボールルームに集結。約1500人に上る招待客は、ハリウッドスター御用達シェフ、ウォルフギャング・パックが手がけるビュッフェに舌鼓を打った。授賞式後のアフターパーティで料理を提供するようになって今年で25年になるパックは、これまでにマドンナ、キム・カーダシアン、ジェニファー・ロペスなどの結婚式でも料理人を務めたシェフ。レストランの常連には、ブルース・ウィルス、トム・クルーズらが名を連ねている。

前菜:新作VSシグネチャー料理

セザール賞「コース料理は映画のように、ひとのストーリーを物語るものです。喜びと、ときに感動も与えるストーリーを」。2017年のセザール賞授賞式の際に、シェフのピエール・ガニェールはそう説明していた。今年は前菜に、これまでのオマールエビ、アボカド、カリフラワーのサラダに代わって、アボカドとココナッツミルク、ブラックライス、マンゴー、リンゴ、ポワール・ウィリアムをカラマンシー酢で和えたワカモレを考案。それを、マグロのたたきに添えた。

アカデミー賞ウォルフギャング・パックの提案するアフターパーティは、シェフのシグネチャー料理で幕を開ける。ハリウッドの面々に提案されるのは、スモークサーモン、キャビアとオスカー像をかたどったマッツァー(酵母の入っていないパン)、シェフ特製のミニピザ、さらには、カキ、ホタテのセビーチェ、カニのパスタといった海の幸のオードブルも並ぶ。すべてのメニューはいたってシンプルに、1100キロ以上にもなる氷の彫刻の上に並べられた。

メイン:スズキのローストVS和牛

セザール賞フランス人シェフは続いてメインへ。パルメザンチーズソースをかけたスズキのパヴェのロースト、ポロネギとトレヴィーゾ添え。一見シンプルな一品だが、750人分用意することを考えると、大胆不敵な挑戦だ。

アカデミー賞スター御用達シェフのパックは、メインもビュッフェスタイルで提供する。メニューは宮崎産和牛、若鶏と黒トリュフのパイ、ジャガイモ、そしてキャビア第2弾。また、今年から新メニューとして、ヴィーガン・ビュッフェも登場。メニューは、黄ビーツのグラッセ、アーモンドクリーム、マイヤーレモン、アイスバーグレタスのサラダ、トマト、ケッパー、アレッポトウガラシ、バジルで和えてルッコラを散らしたトルッキオ・パスタ。菜食主義のセレブリティも満足したに違いない。

フィナーレ:デザートの盛り合わせVSフルーツたっぷりのデザート

セザール賞セザール賞晩餐会の最後を飾るのは、パイナップル風味のカラメルソースをかけて、カボチャの種、フルーツのマーマレードを添えたババ・オ・ラム。

アカデミー賞パックは最後もデザートビュッフェで締める。金箔で覆ったブラックチョコのオスカー像、柚子風味のルリジューズ、ブラウニー、クッキー、マカロンといったメニューの中から招待客は好きなものを選べる。シェフはもちろん、ヴィーガンやグルテン過敏症の招待客のために専用メニューも用意している。ココナッツ入りチョコレートバー、ジャックフルーツとドラゴンフルーツのパブロバ、それにカシューナッツとバニラのティラミス。昨年と同じく、晩餐会で残った食品の一部は食べ物を必要としている人たちへの支援として、ロサンゼルスや近郊都市のフードバンクに寄付された。

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