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時短!栄養価UP!メリットしかない野菜や食材の冷凍保存の秘訣

  • 2019.3.11
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『コストコ』や『業務スーパー』など、店舗も商品もビッグサイズのスーパーが流行っています。魅力的な商品を目の前にあれやこれや大量買い!ワクワクして本当に楽しいですよね。しかし、問題はその後。「買いすぎた……」なんて困ってしまうこと、ありませんか?

まとめ買いの方が単価は安くなるためお得感があるものの、使いきれずに食材を無駄にしてしまい、結果コストパフォーマンスが悪くなってしまうことも。今回は、そんな時に知っておきたい、食材を冷凍する際のコツなどを紹介します。

冷凍に向かない食材はある?

食材をたくさん買い込んでしまった時に活躍するのが冷凍庫。実は冷凍できる食材は意外と多く、水分含有量が少なく、組織がしっかりしているものの多くが冷凍可能です。

逆に、水分含有量の多い食材や組織の弱い食材は冷凍に不向きで、新鮮なうちに食べてしまった方がいいでしょう。野菜だとレタスやきゅうり、魚ではタラの白身魚などがこれにあたります。じゃがいもやこんにゃくも、冷凍することで風味や食感が大きく変化してしまうので、冷凍はしないほうが無難です。

ただ、お豆腐などは冷凍することで変化する食感を楽しむことができる食材のひとつ。凍った豆腐を解凍したのち、しっかりと水分を抜き、バターなどで焼くことでしっかりとした食感の豆腐ステーキを作ることができますよ。

冷凍することで栄養価が増す食材がある!

ただ消費できる期間を延ばすだけではなく、冷凍することで栄養価が増す食材があるのです。

1: きのこ類

冷凍の方法も簡単。石づきを取り、ジップロックなどに入れて冷凍庫へ入れるだけ。この際、ポイントは袋の中できのこが重なり合わないように広げて冷凍することです。こうすることで、必要な分だけ取り出すことができるようになります。

1種類だけ冷凍してもいいですが、オススメは数種類のきのこを混ぜた『きのこミックス』を作ること。この『きのこミックス』があれば、そのままお味噌汁や煮込み料理に入れたり、さっときのこソテーにしたりと毎日のご飯の時短にも活躍してくれます。

2: ブロッコリー

ブロッコリーは冷凍することで、βカロチンがなんと生の状態の4倍にもアップ!

ブロッコリーを冷凍する場合は、事前に茹でて、水分をしっかりと拭き取ってから冷凍しましょう。小さめにカットしておくことで、スープなどに入れる際の茹で上がりの時間も短縮できますし、大きめにカットすれば、チンしてそのまま料理の付け合わせや温野菜として食べることができます。

3: ご飯やパン

炊いたご飯をラップで包んで冷凍する、これはもはや多くの人が行なっている定番の冷凍方法ですよね。ご飯の場合は栄養価がアップする、ということはありませんが、炊きあがってしばらく経ってから冷凍するよりも、炊き上がりをすぐ冷凍することで、その美味しさを保つことができます。

また、パンも買ったらすぐに冷凍!をオススメします。というのも、冷蔵するとパンが硬くなってしまう、常温保存だとカビが生えてしまうこともあるためです。冷凍したパンを食べる際は、電子レンジやトースターで温め直すことで美味しく食べられます。

4: シジミ

冷凍可能&栄養価アップの食材で意外なものといえばシジミ。しかし、よくよく考えればアサリなどの貝類は冷凍されたものをよくスーパーで見かけますよね。シジミは冷凍することで肝臓などで活躍してくれるオルニチンという成分がアップします。

冷凍方法はこちらも簡単。塩抜きをしっかりした後、水分を拭き取り、ジップロックなどに入れて冷凍しましょう。使う際はそのまま鍋にインすればOK!

5: 小松菜

小松菜は冷凍することでビタミンCが増します。嬉しいことに美味しさもアップ!

水洗いした後にしっかり水分を拭き取り、切り分けて小分けにして冷凍しましょう。解凍する際は茹でるのではなく、自然解凍や冷蔵庫での解凍がおオススメ。もちろん、スープなどの汁物に使う際は冷凍のまま鍋に放り込んでもOKです。

冷凍する際のコツは?

一言で「冷凍する」、「冷凍できる」と言っても、実は食材によってそれぞれコツがあります。

1: 野菜は茹でてからの冷凍で時短に!

野菜は水分含有量が多いため、そのまま冷凍してしまうと解凍後の風味が大きく変化してしまう場合も。葉物などは固めに茹でて小分けにして冷凍がオススメです。根菜類は食べやすい大きさにカットして、茹でてから冷凍することで、解凍する際の加熱時間が短くなり、料理の時短にもつながりますよ。

2: 肉や魚は下味を付けるとよりgood!

肉や魚はそのまま小分けにして冷凍してもOKですが、より水分含有量を減らした状態で冷凍することで風味を保つことができます。その方法は、冷凍前に塩コショウ、または調味料などで味付けをしておくこと。塩気のおかげで細胞から水分が引き出されるので、より水分を飛ばした状態で冷凍できます。冷凍することで味染みもよくなり、そのまま焼くだけで調理できるので、こちらも時短に最適ですね!

3: 急速冷凍がオススメ

せっかく食材の水分を飛ばしても、冷凍時間が長くなってしまうことで食材に霜がついてしまい、結果的に食材の風味が失われてしまうことも……。冷凍する際は、冷凍庫を『強』にして、一気に冷凍するようにしましょう。

食材を保冷剤で挟む、できるだけ平たく袋に入れる、薄めに切り分ける、などの方法も急速冷凍に有効です。

上手な冷凍で無駄を減らそう

栄養価をアップさせたり、時短できたりと。上手に冷凍を活用することで食材の無駄を減らす以上の効果を期待できます。できるだけ小分けにして冷凍すれば、使う分だけ解凍することができるため、さらに無駄を削減できますね。

もちろん、冷凍することで永久にその鮮度が保たれるわけではありません。冷凍した食材は、できるだけ1ヵ月程度で食べきるようにしてくださいね。

監修:福田信厳(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)

photo/PIXTA

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