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繊細な感覚が光る、注目の3アーティストの映像と絵画。

  • 2019.3.7
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潤いを帯びて霞む景色と、身体で捉える日常の変化。

『霞はじめてたなびく』

佐藤雅晴『福島尾行』シングルチャンネルビデオ、2018年。森美術館で開催中の『六本木クロッシング2019』にも参加している。

季節や風景の移ろいを通して世界を身体感覚で捉え直す3作家、佐藤雅晴、西村有、吉開菜央を紹介。なかでも佐藤は、風景をコマ撮りした映像をパソコン上でトレースしたアニメーションで知られ、原美術館の個展も注目された。がん闘病中の自身の身体と震災後の福島の風景を重ね、日常と非日常の境界を曖昧にする新作の中で、映像の旅に伴走してほしい。

『霞はじめてたなびく』会期:開催中~3/24会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京・本郷)営)11時~19時休)月入場無料●問い合わせ先:tel:03-5689-5331www.tokyoartsandspace.jp

※『フィガロジャポン』4月号より抜粋

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