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COMME DES GARCONS 黒が織りなす光と影。

  • 2019.3.6
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COMME DES GARCONS 黒が織りなす光と影。
2019.03.06 20:20
ヴィクトリアン調のスカルプチュアルなシルエットから大きく尖ったフードetc... 誇張されたシェイプや黒が意味するものとは?

【全34カット】COMME DES GARCONS 2019-20年秋冬コレクションをすべて見る。

川久保玲が私たちに残した言葉は「A gathering of the shadows」。全身ブラックに身を包んだモデルたちがフィナーレでは円を作り、光の差す天井を見上げた。そういった演出からも「小さな影が集まれば、1つの大きな力となる」というデザイナーの深いメッセージが伝わってくる。


スカートや袖部分には細かなラッフルを何重にもレイヤードし、ヒップやショルダーには極端な膨らみを持たせ、ウエスト部分はベルトでキュッと締める。そんなヴィクトリアンシルエットを誇張したスカルプチュアルなデザインに、メッシュ素材やスパッツのようなフィット感のあるアイテムをミックスし、いくらかウェアラブルに仕上げている。


今回のショーはダークな一面と明るい未来を願う「光と闇」が表現されているようで、人類がこれまで引き起こしてきた環境問題の数々、そしてこれから起こりうる破壊的な過ちについて考えさせられるものだった。ボールのような丸いスカートは爆弾、大きく先の尖ったフードは防災ずきんにも見える。決定的だったのがタータンチェックのパンツ。そこには「NO WAR」の言葉が刻まれていた。


モデルの中には、リリー・マクメナミーやダニエラ・コチアノヴァといった若手モデルの姿も。貴重なブラックヘア姿を披露したのだった。

Photos: GORUNWAY Text: Aya Tsuchii

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