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「クラークス」の新CEOに前「ゴールデン グース」CEOが就任 復活に向けかじ取り

  • 2019.3.5

英シューズブランドの「クラークス(CLARKS)」を展開するクラークスは、ジョルジオ・プレスカ(Giorgio Presca)前ゴールデン グース デラックス ブランド (GOLDEN GOOSE DELUXE BRAND)最高経営責任者(CEO)を新たなCEOに任命した。暫定的にCEOを務めていたステラ・デイビッド(Stella David)から3月1日に業務を引き継いだ。

プレスカCEOはこれまで、ディーゼル(DIESEL)、VFコーポレーション(VF CORPORATION)、シチズンズ・オブ・ヒューマニティ(CITIZENS OF HUMANITY)、リーバイス(LEVI’S)、ロット(LOTTO)でシニアリーダーシップのポジションを歴任し、2012~16年には伊シューズブランド「ジェオックス(GEOX)」をCEOとして増益に導いた。前職である「ゴールデン グース デラックス ブランド」では積極的なグローバル展開で事業を成長させるなど、20年以上に渡るフットウエア及びアパレル業界での経験を持つ。今回の就任についてプレスカCEOは「アイコニックで歴史あるブランドに参加でき光栄だ。現在『クラークス』は厳しい状況下に直面している。だが、数年の間に持続的な成長と業績回復するための適応力と資産を持っている」とコメントしている。

クラークスのトム・オニール(Tom O’Neill)会長は「彼のフットウエア市場における深い経験値はブランドに良い効果をもたらすだろう。厳しい状況下の中でも暫定のCEOを引き受けてくれたデイビッドは、精力的にリーダーシップを発揮してくれた。感謝している」と述べた。デイビッド前CEOは、元のポジションだった社外取締役に就いた。

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