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曖昧な関係の彼氏がじつは考えていることとは?

  • 2019.3.4

ちゃんと付き合っている彼氏、つまりデートもすればエッチもする彼氏との関係があいまい――こんなとき、彼はいったい何を考えているのか? というのが今回のテーマです。

もちろん、なんとなく彼女と馬が合わないから別れないなと思いつつ、でも別れたいと言い出せないまま、という彼氏だっているはずです。男子、別れたいと言えないからね。

あるいは、ある種の女子のように、あまり気がなくても一応キープしておいて、淋しさを紛らわす相手を保持しておこうという計算をしている男子だっています。でもそんな男子だけではないんです。

どうすればいいのだろう?(次のアクションに困っている)

彼女とケンカしたとか、最近彼女がなんか機嫌が悪いというとき、男子はどうしていいかまったくわからないんですね。女子はたとえば、彼氏とケンカしたら、翌日にごめんねとLINEしようとか、何らかアクションを起こそうと思うでしょ?

でも男子は違います。彼女の機嫌が悪い、ああどうしよう、俺ふられるのかな? 彼女は俺と別れたいと思っているのかな? もし彼女が別れたいと言ってきたらどうしようかな。またセックスレスの淋しい生活に舞い戻ってしまうのかな……なんてことを延々と考えて、何もできないのが男なのです。

彼女に嫌われない方法とは?

女子もそうかもしれないけれど、異性とのあいまいな関係って、精神的に耐えるのがむずかしかったりしますよね。何回経験しても耐えるのがむずかしいのが、誰にとっても異性とのあいまいな関係なのだから、耐えがたさを感じるのは別にいいんです。

ただ、この耐えがたさは、多くの若い男子にとって、生まれてから何回も経験した苦しさではないんですね。高校生くらいに恋愛していた男子にしたって、たかだか数回経験したことがあるかないかという苦痛なわけです。

そういう苦痛に対して、顔をゆがめ、マジで苦しそうしたら、きっと彼女に女々しいと思われて嫌われてしまうかもしれない……どう振る舞えば彼女に嫌われないで済むのだろう?

彼はこんなことを考えています。だからあいまいな関係がもたらす苦痛は延々と続くことになります。やがて彼女は「彼は辛気臭い男だ」と思い、ほかの男子と遊ぶようになり、彼氏は本当にフラれてしまうのです。

なんか淋しいなあ…

あいまいな関係をどうすることもできないふたりは、たいてい淋しさを抱えています。本人たちが意識するしないにかかわらず、ふたりは淋しいから付き合っています。

それはそれで別にかまわないのです。人は何歳になっても多かれ少なかれ淋しいのだし、淋しさを原動力としていろんなことをやるのだから、淋しいから誰かと付き合うのは別にかまわない。

でも、淋しいから付き合っているというカップルが、いったんあいまいな関係になってしまうと、もう出口が見つからなくなってしまうんですね。余計に淋しさを感じるようになる。

つまり、あいまいな関係のカップルの彼氏は、俺ってどうしてこんなに淋しいのだろう? と思っているということです。いったんそんな風に思ってしまうと、それは出口のない迷路に迷い込んだのに等しいので、あいまいな関係がもたらす苦痛は、別れるまで延々と続くことになります。

いかがでしょうか。

カップルがあいまいな関係になるのを回避しようと思えば、「聞く(尋ねる)」を大事にしたほうがいいです。

自分はこんなふうに思っているのだけど、あなたはどう思う? と聞くこと。わたしは別にこの前のケンカのことを根に持っているわけではないし、ましてや怒っているわけでもないのに、どうしてあなたは最近よそよそしい態度をとるの? たとえばこう彼氏に聞く。

相手に聞くことができず、ひとりでああでもないこうでもないと考えることが増えれば増えるほど、カップルは破局に近づきます。

聞くを大事にして、さっぱりすっきり爽やかなカップルになってください。

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

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