1. トップ
  2. グルメ
  3. サーカスの焼きたてシナモンロールで、幸せな朝を始める。

サーカスの焼きたてシナモンロールで、幸せな朝を始める。

  • 2019.2.27
  • 4055 views

Circus(サーカス)はオープンして約3カ月のパン屋さん。インスタ効果ゆえか、海外の観光客が、5区のちょっと不便な場所のこの店に朝から訪れる。彼らが目指すのは、シナモンバンズ(シナモンロール)だ。アメリカンなシナモンバンズと違い、ここのは北欧スタイル。外側はよい感じに焼けていて、中はブリオッシュ生地なのでふんわり。15分ごとに焼きあがり、そのたびにシナモンの香りが店内に漂う。シナモンが苦手という人も、おいしくいただけてしまうという逸品である。かなり大きめなのだけれど、焼きたてのバンズをジュワッと食べ始めるとそのサイズがうれしくなるはず。

店内および表にベンチ席があり、そこでカプチーノなどの飲み物とシナモンバンズ(6ユーロ)を頬張る幸せ。

ブリオッシュ生地は16時間休ませたもの。

このバンズは最初、同系列のマレのカフェFragments(フラグモン/76, rue de Tournelles 75003)に登場したものだという。

天然酵母を使用し、小麦粉も果物も、使っている素材はビオだけ。店内ではパン職人が次から次へと作業をする姿が眺められる。小さな不揃いのリンゴを使ったアップルタルトも、すごくおいしそう! 17時からはビオのピザが店頭にならぶ。ナポリから取り寄せた有名なステファノ・フェラーラ製のかまどで焼き上げられ、これまた人気である。じつはこの店はもともとピザ屋にする予定だったそうだ。それで、丸いピザからの連想で「サーカス」という名前がついたという。

飲み物の種類はエスプレッソ、カプチーノ、ホットチョコレート、ティーの4種(2.5〜6ユーロ)。

右のパン・オ・ルヴァンは10ユーロ/kg。

アップルタルトの準備中。ビオのフルーツで自家製マーマレードも作り、販売している。

看板は出ていないので、この外観を目印に。

Circus63, rue Galande75005 Paris営)8:00〜20:00休)火、水(3月2週目より無休)

元記事で読む
の記事をもっとみる