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SALVATORE FERRAGAMO 世代を超えて受け継がれる伝統。

  • 2019.2.27


SALVATORE FERRAGAMO 世代を超えて受け継がれる伝統。
2019.02.27 14:20
ポール・アンドリューがブランド全体のクリエイティブ・ディレクターに就任することを発表したサルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)。リラックスしたリッチなコレクションを見せた。

【全60カット】SALVATORE FERRAGAMO 2019-20年秋冬コレクションをすべて見る。


2019-20年秋冬のテーマは「GENERATION(世代)」。グレーのスーツからスタートし、グリーン、ブルー、オレンジ、ボルドーと続くカラーパレットは、創業者サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)が1942年にしたパッチワークのウェッジソールシューズの色だ。フットウェアのデザイナーとして入社したポール・アンドリューのアプローチは「爪先から頭まで」であり、名作シューズからの影響はレザーのパッチワークスカートにも見られる。


ゆったりとしたシルエットはエレガント。フードやファスナー、ドローストリングスなどスポーツテイストのディテールをバランスよくとりいれ、モダンな印象に。上質なレザーはジャケットやコートはもちろん、シャツやジャンプスーツ、スリップドレスにも。ロングドレスやハイネックのポンチョコートはレザーでありながらしなやかでドレープも美しい。


「テクノロジーと革新、職人技のコンビネーションについて、サルヴァトーレがどう考えていたかを考えるようにしています」と語るアンドリュー。デジタルリマスターされたスカーフプリントのスカートやドレス、先端技術によって接合されたレザーアイテムなど、アーカイブからのインスピレーションを最新技術によって現代のアイテムに仕上げた。


フリンジ付カシミヤを使ったスカートやコート、レザーやボアのローブ風コート、手編み風ニットなどはエフォートレスに。新たなシグネチャーであるガンチーニジャカードのモノグラムはバッグやブーツで登場している。

シューズはブーツのほかに、アンクルストラップのオープントゥサンダルや細いストラップが何本もついたハイヒールなど、上品なデザインが揃い、バッグもカードサイズのものからマチがたっぷりはいった大き目までバリエーション豊富に揃っている。


「GENERATION」というタイトルを表すもうひとつの要素が登場したモデル。10代、20代のモデルだけでなく、マギー・ライザー、ジョルジーナ・グレンヴィル、カースティ・ヒューム、アレック・ウェックなど40代のモデルたちが登場し、大人の女性が着ることで生まれる力強さと気品も印象付けた。

Photos: GORUNWAY Text: Yoko Era

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