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美味しい糸島を堪能しました 人気の糸島の食材を使ったフルコースを東京で味わう

  • 2019.2.25
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福岡県糸島市。福岡県の西部、龍の形に見える半島に位置するのが「糸島市」。(糸島市のイメージキャラクターは「いとゴン」。糸島の「いと」とドラゴンの「ゴン」を合せた名前です。)怡土郡(いとぐん)と志摩郡が合併して糸島郡になったと言われていて、「魏志倭人伝」にある伊都国(いとこく)と怡土の発音が似ていること、そして、地理上の特徴から、かつて女王が司っていたという歴史のある地と言われています。この写真は、県道54号線を進んで糸島市に入るとこです。目の前に広がる青い海がとても美しく、絶景です。

 

糸島の魅力

初めて糸島を訪れたのは、2011年の7月。とてもお天気が良い日で、海が本当に綺麗で、水着を持っていなかったことを後悔した記憶があります。玄界灘と脊振山に囲まれていて、豊かな自然と農業と漁業が盛んなことで有名です。福岡市内から高速を使えば30分ほどで、海も山もある、糸島に行くことができます。

 

 

(出典:糸島市公式ホームページより)

 

右上に「櫻井神社」とありますが、実は、糸島にはこの他に、「二宮神社」「潤神社」があり、「嵐神社」としてファンの間では人気があるそうです。

 

秋から春にかけて、各漁港の近くでは、冬の糸島の風物詩、「牡蠣小屋」がたくさん立ち並びます。どの牡蠣小屋も、採れたての牡蠣が1バケツ1,000円です。お店によって、漁の状況次第で、サザエやホタテ、アワビなども食べることができます。牡蠣好きな人にはたまらないですね!

 

 

そして、糸島市には、福岡県民のソウルフード、あの「牧のうどん」の本店が加布里にあります。ここを通ったら、寄らずにいられません。秋に開催される福岡マラソンの給水所で、「牧のうどん」さんが豆乳うどんを提供しています。うどん食べたさに、頑張って走る人もいそうですね。

 

 

糸島市には、売り上げ日本一を誇る最強のJA産直市場があります。それが「伊都菜彩」。1000以上の農家さんや漁師さんが、採れたての野菜や魚介を持ち込んで、自分の好きな場所に並べて、販売する仕組みで、どの商品にも生産者の名前が入っていて、そして、とてもお買い得です。配送もしてもらえるので、東京に帰る日に伊都菜彩へ行き、野菜や魚(処理してもらって)を東京に送ります。午後3時くらいまでに行ければ、翌日には届けてもらえます。今の季節、あまおうが全盛期ですが、あまおうも、しっかりプチプチで包んでくれて、送ってもらえました。今や、大型バスでツアー客が来るようになっている伊都菜彩は、午前中は結構混雑するので、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。JR波多江駅から歩いて行くこともできますが、糸島を楽しむなら、車で回る方が便利ですね。

 

 

また、伊都菜彩より少し奥に入った二丈には、「福ふくの里」があり、2月はお店の前に広がる菜の花畑がとても綺麗です。

 

 

 

糸島が東京にやってきた

そして、2月のある日、糸島の食材を東京のレストランで満喫できるイベントがあるとの知らせを聞いて、行って参りました。場所は、六本木の「Beyond BB」、居心地の良い空間で「常識に縛られない、既存の肉を超える肉」を提供するというコンセプトで、和牛を堪能できるレストランです。入り口を入ると糸島市の職員の方達がいらっしゃいました。この日のメニューは、福岡出身の安田隆料理長により、全て、糸島の食材、飲み物で構成されています。飲み物は、「いとしまBEER」そして糸島産山田錦で作られた白糸酒造の「田中六五」など。「田中六五」とは、珍しい名前ですね。糸島産山田錦を「田んぼの中にある酒造」が65%精米で作られた純米酒、だから「田中六五」。

 

 

 

まずは、「いとしまBEER」からいただきました。

 

 

糸島牛のローストビーフと鰆のお寿司。いとしまBEERは糸島産の小麦を使ったドイツのヴァイツェンで、フルーティでいい香りの飲みやすいビールです。ラベルは夏至の頃には夕陽が夫婦岩の間に沈むということで有名な、桜井二見ヶ浦夫婦岩のイラストです。

 

つづいて、お刺身。糸島は、実は、天然真鯛漁獲量日本一なのです。手前の鯛に奥の牡蠣。糸島の牡蠣は、大きさとクリーミー加減が絶妙で、わたしは一番好きな牡蠣だと思っています。

 

 

次に登場したのは、「和牛ローストビーフと蒸し牡蠣」です。ぷりんとした牡蠣、蒸したらふわふわでこれも、美味しい。お野菜も全て糸島からきています。

 

 

糸島牛のカツレツ。

 

 

お皿の左下にあるお塩、これが有名な「またいちの塩」です。全てが手作業で作られるミネラル分が豊富な天然塩です。まず、何もつけずにいただき、次に、「またいちの塩」をつけていただきます。とんがった塩辛さはなく、柔らかな海の味です。

 

そして、「久保田農園」のサラダには糸島産橙のドレッシング。そして、鯛出汁とお肉のお吸い物。

 

 

 

そして糸島牛のステーキにトリュフマッシュポテト。

 

 

糸島牛は、まだそれほど知名度が高くないのですが、高級ブランド牛で、脂もほどほど、柔らかすぎず、牛肉の匂いも強くなくて、とても食べやすいお肉です。

 

そして、おそらく、糸島を知ったきっかけは、この卵。「つまんでご卵」です。黄身を指でつまめるという、活力のある、若い鶏が産んだ新鮮な卵です。黄身の色も濃く、久しぶりに、ご飯と一緒に頂きました。コクがあって、新鮮で、元気がでる卵です。

 

 

 

いかがでしたか?福岡県の西部にある糸島、「島なの?」と聞かれることがよくありますが、半島です。海あり、山あり、半径5キロでなんてもそろうのではないかと思えるほど、恵まれた土地です。移住する人も多く、芸能人が移住していることでも知られています。今度の福岡旅行では、是非、一日、レンタカーで糸島を回るプランを加えてみてはいかがでしょうか。山に囲まれた糸島は、「まむしの湯」という天然温泉もあるので、ちょっとひと休みに温泉に入るのもお勧めです。

 

そして、今回のイベントは、お土産つき。つまんでご卵の卵黄がふたつ入っている濃密な「プリン」(Beyond BBオリジナル)、そして伊都物語の牛乳と福岡特産のあまおうが入った飲むヨーグルト。伊都物語は九州展などが開催されていると、出店していることがあり、運が良ければ東京でも飲めるチャンスがあります。

 

 

一度行くと、住みたくなってしまうほど素敵な糸島は、美味しいものがたくさんある土地でもあります。

 

 

 

糸島市公式ホームページ http://www.city.itoshima.lg.jp/index.html

釜揚げ 牧のうどん https://www.makinoudon.jp/

JA糸島産直市場 伊都菜彩 http://www.ja-itoshima.or.jp/itosaisai/

福吉ふれあいセンター 福ふくの里 http://fukufuku-sato.com/

Beyond BB http://www.beyond-bb.jp/index.html

またいちの塩 http://mataichi.info/

久保田農園 https://www.kubotafarms.com/

つまんでご卵 http://natural-egg.co.jp/

まむしの湯 http://www.mamushi-spa.co.jp/

伊都物語 https://www.itomonogatari.com/

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