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JIL SANDER 凛としてモダン。

  • 2019.2.24


JIL SANDER 凛としてモダン。
2019.02.24 14:05
創業者から受け継ぐスピリットにアジアからの影響もプラスして表現。

【全61カット】JIL SANDER 2019-20年秋冬コレクションをすべて見る。


シーズンごとに着実に評価をあげているルーシー&ルーク・マイヤー夫妻が手掛けるジル サンダー。昨年の表参道店オープニングでも演奏したチェリスト、ケルシー・ルーによるライブパフォーマンスとともに始まったショーは、マスキュリニティとフェミニニティ、東洋と西洋、クラシックとモダンが見事に融合したものだった。


黒いテーラードのロングコートに白シャツ、ロングパンツに始まり、シース・シルエットの黒いドレス、白いロングシャツに黒のロングパンツなど、上質でミニマルなルックが続く。


アオザイのようなロングチュニックとロングパンツのルック、水墨画のような鶴のプリント、足袋のような二本指ブーツ、スタンドカラーやキモノスリーブのジャケットなど、アジアをイメージさせる要素もモダンに取り入れている。スリップドレスはシフォンではなくフェルトで、胸もとの飾りもレースではなくニットのクロシェで、センシュアルすぎない。


黒、白というコントラストの強い色だけではなく、ベージュやアイボリー、ペールカラーなどのニュアンスカラーも使うことで、直線的なシャツやジャケットもやわらかな表情に。アイコニックなタングルバッグにはビッグサイズが登場したほか、ボックス型バッグや横長のバッグ、カラムバッグなどバッグも充実している。

Photos: GORUNWAY Text: Yoko Era

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