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プロが推薦★家にありそうで、ない…意外なお掃除アイテム5選

  • 2019.2.21
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家事代行サービスを提供しているCaSyのお掃除代行は、基本的に利用者のお宅にあるものを使用してお掃除を行います。しかし、「プロが満足するお掃除道具がわからない」「普通のお掃除道具しかないのだけど……」そんな気持ちからお掃除代行の利用に二の足を踏んでいる人も少なくないはず。

そこで今回は、CaSyのお掃除キャストとして活躍し、新人研修の講師なども務める松本麻美さんに、利用者のお宅にあると嬉しいお掃除アイテムをお聞きしました!なるほど!と頷く目からウロコなアイテムから、意外なものまで登場しますよ。

1: ハンディモップ

最初に松本さんの口から出たアイテムが、ハンディモップ。ふわふわのモップでなでるだけでホコリをキレイに取り除くことができるため、テレビ台の上に置いている、という人も多いかもしれませんね。

「棚や机の上、テレビ周りの掃除が簡単にできるので、水拭き前にホコリを取る乾拭きの際に助かります。とくに柄の伸びる伸縮式のものだと、高い場所も掃除できるのでより嬉しいですね」

と話す松本さん。お掃除代行を依頼する際、ハンディモップは必須ではありませんが、もしすでにお家にあるという場合は、最初にキャストに伝えておくと喜ばれるかもしれません。

2: 雑巾

お掃除代行を依頼する際に準備しておいてほしいものリストの中に、すでに雑巾は入っています。にもかかわらず松本さんがあえてこれを挙げたのには、理由があるのです。

「意外に雑巾がないお宅が多いんです。お子さんがいる家庭であればすでに用意してくれている場合も多いのですが、一人暮らしの方の家などにはないことが多いですね。タオルで対応もできるのですが、使い古した手触りの固いタオルを使用すると、お掃除をする箇所によっては傷をつけてしまうことがあります」

松本さんが言うように、とくに乾拭きの際に質感が固くなったタオルなどで鏡やプラスチック素材を拭いてしまうと、傷をつけてしまう可能性があります。ですから、あえて雑巾を挙げてくださったのだそう。

雑巾の中でも、柔らかい素材であるマイクロファイバータオルなどだと、様々な場所のお掃除に使用できるのでより助かるそうです。

3: 普通のスポンジ

「スポンジもCaSyの準備しておいてほしいものの中には入っているのですが、金タワシやブラシのようなお掃除道具しかないというお宅が結構多いんです」

松本さん曰く、2〜3層になっていて、片面に研磨用の素材が付いているような“本当に普通のスポンジ”さえあればOKとのこと。ちなみに、自分で掃除をする際にメラミンスポンジを使っているという人も多いですよね。メラミンスポンジでもいいのかをお聞きしたところ……。

「CaSyのお掃除代行は、基本メラミンスポンジは使いません。というのも、メラミンスポンジはその箇所を研磨してキレイにする、というスポンジなので、利用者のお宅のお掃除箇所に万が一でも傷をつけてしまうことを防ぐためです」

実際に自分でメラミンスポンジを使用してお掃除をする際も、その箇所に傷が付かないように様子を見ながらお掃除した方がいいのだそうです。

4: コード式掃除機

コードレス掃除機は小回りがきいて便利、うちでも買い換えようかな?なんて考えている人も多いはず。もちろん、自分で使用する分には便利ですが、時間制限があるお掃除代行の場合はちょっと不便な面も……。

「最近のコードレス掃除機は吸引力も高いですし、ただお掃除をする分には問題ないのですが、しっかりと充電されていなかった場合などは、お掃除代行の途中で切れてしまうことがあって……。再度充電するには時間がかかるので、場合によっては2〜3時間というお掃除代行の時間の中で掃除機をかけきれないこともあります」

松本さんの言うように、せっかくお金を払っているお掃除代行の最中に、充電切れで掃除機がけができない、なんてもったいないですよね。階段などの掃除機がけの際は少々大変ですが、途中で切れてしまうことのないコード式掃除機の方がお掃除代行では活躍してくれるのですね。

もし、お家にコードレス掃除機しかない!という場合は、お掃除代行の前にしっかりと充電しておきましょう。

5: 場所ごとの適切な洗剤

今は、どの場所にも使える洗剤や、お酢などを使用して手肌に優しい洗剤などが数多く市販されていますよね。しかし、お掃除代行の場合は、そのような洗剤だけが置かれているとちょっと困ってしまう場合もあるのだとか。

「まず、トイレならトイレ用、お風呂ならお風呂用などのようにそれぞれの掃除箇所に合わせて作られた洗剤以外だと、成分のチェックから始めなければなりません。成分によって使えない箇所などもあるので……」

コード式掃除機の場合もそうですが、松本さんをはじめ、多くのCaSyお掃除代行キャストが気にしているのが時間のロス。そのためにも、成分チェックなどに時間をとられるのは避けたいのですね。

トイレ用洗剤、お風呂用洗剤、キッチンの油汚れ用、中性洗剤、これだけあれば家の中のほとんどのお掃除に対応できるそうです。

意外に盲点になりやすいアイテムって多い!

特殊なブラシや洗剤の名前が飛び出すかと思いきや、松本さんの口から出るアイテムは、一見どこのお宅にも置いてありそうなものばかり。しかし、自分でお掃除するというだけであれば案外家に揃えていないというアイテムも多かったのではないでしょうか?

プロの目線で見ても、一番使いやすいアイテムはやはり“ごくごく普通のアイテム”。今一度、お家の中にあるお掃除道具を確認して、安心した状態でお掃除代行を利用してみてくださいね。もちろん、自分でお掃除をする場合にもいい仕事をしてくれるアイテムですから、揃えておいて損はありませんよ!

監修:松本麻美(家事代行サービスCaSyキャスト・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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