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RICHARD QUINN クチュールテクニックで咲き誇る花に魅了されて。

  • 2019.2.21
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RICHARD QUINN クチュールテクニックで咲き誇る花に魅了されて。
2019.02.21 13:45
フラワーガーデンのようなセットで、英国の伝統的なモチーフをクイン流に表現。

【全42カット】RICHARD QUINN 2019-20年秋冬コレクションをすべて見る。


昨年「英国デザイン・クイーンエリザベスIIアワード」の初代受賞者に輝いたことで、最も注目されるデザイナーとなったリチャード クイン(RICHARD QUINN)。タータンチェックや千鳥格子、フラワーモチーフという伝統的なモチーフを様々なテクニックで現代的に表現した。


シンガーソングライターのフレイヤ・ライディングスがカルテットと共にライブ演奏するなか始まったショー。昨シーズンは顔にもマスクをつけた全身ブラックのモデルでスタートしたが、今回オープニングを飾ったのはアジョア・アボアー。赤をベースにしたタータンチェックのイブニングコートはラメ糸でチェックがきらきらと輝く。続くルックはビーズで描いた千鳥格子や花柄のセットアップだ。インナーとタイツ、グローブは黒いラテックス製。


ペプラムシェイプのジャケットやビッグショルダーのジャケット、1950年代風のAラインドレスはシークインスやビーズ刺繍でフラワーモチーフが描かれる。


首にそって立ち上がったネックラインからバルーンスリーブへとつながったドレープの美しいドレスには大柄の花やペイズリーがプリントされ、ビッグショルダーのロングドレスには水彩画のような花柄や70年代風の花柄が描かれる。大きなローズプリントのマントのルックはタイツもローズモチーフだ。


ボリュームのあるパフスリーブとプリーツ使いが特徴的なミニドレスはボディフィットでややセクシー。大きなリボンをあしらったベアトップのバルーンドレスはドールライクだ。

Photos: GORUNWAY Text: Yoko Era

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