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JW ANDERSON 雲の上を歩く、ファンタジックなクチュールピース。

  • 2019.2.20
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JW ANDERSON 雲の上を歩く、ファンタジックなクチュールピース。
2019.02.20 15:05
クチュールを思わせる大胆なプロポーションに魅了されて。

【全40カット】JW ANDERSON 2019-20年秋冬コレクションをすべて見る。


ヒールを履いたモデルたちは、白い絨毯を敷いたランウェイを沈みながら歩いていく。「雲の上を歩いているように見せたかった」とジョナサン・アンダーソンはショーの演出について話す。ファッションが作り上げることのできるファンタジーと想像の世界に着目したのだ。


クチュールを思わせるダイナミックなシェイプとアイテムが織りなす絶妙なバランスが一番の見所と言っていいだろう。オリーブカラーにブラックドットを合わせたバルーンドレスをはじめ、ホワイトで縁取りされたブルー、オレンジ、イエロー、ブラックのシフォンを重ねた流れるようなシャツドレスは、巨大なゴールドチェーンのチョーカーと太いベルトで仕上げている。


ほかにも肩のあいた巨大なラップアラウンドジャケットや、イブニングに最適なアシンメトリックなドレープのチュニックなど、クチュールライクなアイテムも次々と登場。また、シックなグレーのケープやマニッシュなパンツといったシンプルなアイテムも登場した。デイリーからイブニング、そしてアウターまでを網羅し、ヘテロドックスでありリアルクローズでもある、バラエティに富んだショーだった。

Photos: GORUNWAY Text: Aya Tsuchii

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