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六本木に巨大クラブが上陸、銀座のポーラ・シェア展 etc.【週末どこ行く?】

  • 2019.2.7
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六本木に巨大クラブが上陸、銀座のポーラ・シェア展 etc.【週末どこ行く?】
2019.02.07 17:00
寒暖の差にやられて調子が出ない。そんな時こそ気分を上げるイベントに出かけよう。今週末 2月8日(金)~2月11日(月・祝)にかけての“VOGUE厳選お出かけリスト”は、3年に1度の森美術館による現代アートの祭典や、六本木にオープンした巨大クラブなど。アートからナイトライフまで、幅広い最新情報をキャッチしました。 

@青山 気鋭のフォトグラファーによる、エモくてクールな写真展。


ドリーミーでシュール、そこに少しだけのセンチメンタル。被写体のモラトリアムな体温が自然と伝わってくる作品を生み出す気鋭のフォトグラファーの一人が、チャド・ムーアだ。今後確実に次世代のアートシーンを担っていくであろう彼のエキシビションが、今週末から青山で開催される。


どの時代でもカルチャー感度の高いアニエスベー(AGNÈS B.)によって企画されたその展示は、「メモリア展」というタイトルの通り、誰もが思わず記憶を掘り起こしたくなるような“エモさ”に満ちている。過去から最新までの32作品が揃う見応え抜群なこのエキシビジョン。記憶の中のようなメランコリックで独特な色使いに、彼独特の技法を用いて魅せるチャド・ムーアによるインディペンデントな作品群は絶対に見逃したくない。青山で開催される注目の写真展は今週末の土曜日、2月9日からスタートする。

チャド・ムーア「メモリア展」(CHAD MOORE「MEMORIA展」)

期間/2月9日(土)~4月28日(日)

場所/アニエスベー ギャラリー ブティック 東京都港区南青山5-7-25 2F

時間/13:30〜18:30休み/月曜
http://www.agnesbgalerieboutique.jp/

@銀座 “本気で遊ぶ”、NYのグラフィックデザイナーの傑作で心を刺激!


ポーラ・シェアという名をご存知だろうか? 彼こそまさに、時代を築いたニューヨークきってのグラフィックデザイナーなのだ。ミュージシャンのアルバムジャケットから大手企業広告やロゴデザインまで、手がけた作品は数知れない。シティバンクのロゴやハイラインの案内表示、ザ パブリックシアターやジャズ アット リンカーンセンターなど、マンハッタンを歩けば彼の功績に当たると言われるほどだ。


エポック的なデザインの産みの親である彼の展覧会が、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中。ポスター作品をはじめ、ロゴ、空間、本のデザインなどなど、「あ、これ見たことあるかも」と思わず嬉しくなるものばかり。“シリアスプレイ”、つまり“本気の遊び”と題したこの展示は「本気→まじめ→ありきたり→死ぬほど退屈→再発見」という彼の仕事のプロセスを表している。そうして生まれた歴史の傑作は、間違いなく私たちにインスピレーションを与えてくれるはずだ。

シリアスプレイ(Serious Play)

期間/~3月25日(月)

場所/ギンザ・グラフィック・ギャラリー 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル 1F、B1F

休業日/日・祝日

時間/11:00〜19:00
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

@六本木 待ってました! おしゃれ必須の大人の遊び場がオープン。


東京のナイトライフを変えるビッグニュース! 六本木のクラブライフを革新するかのごとく、エイベックスがスペシャルなクラブ、セル・オクタゴン・トウキョウをオープンした。音楽とダンスを楽しめるメインフロア、シーズンによって異なるアート作品を展示するギャラリー バー、国内外のセレブリティのためのVIPエリアの3つのエリアで構成される。グランドオープンには、「ULTRA JAPAN」にも出演したオランダを代表するDJ、ニッキー・ロメロが出演! レジデントDJとしても、DAISHI DANCEやDJ KAORI、大沢伸一など、日本を代表するDJ陣がずらりと名を連ねている。


招致するアーティスト選びのセンスが最高なのはもちろん、音楽だけにとどまらず、まるでホテルのレストランようなハイクオリティな食とサービスまで、すべてが一流だ。ほかにも、世界初となる超音波を取り入れた3Dサウンドは、想像を超える臨場感。 さらに国内では最大数になる10台のレーザーが楽しい気分を加速させる。今までにないハイスペックでスペシャルな大人のための夜の遊び場。知ったが最後、おしゃれをキメていち早く訪れて。

セル・オクタゴン・トウキョウ

場所/東京都港区六本木7-8-6 AXALL ROPPONGI B1F

日程/2月7日(木)オープン

時間/月~水曜日 バー営業 19:00〜23:30

木~土曜日、祝前日 クラブ営業 22:00〜29:00

収容人数/700人
https://sel-octagon-tokyo.jp/

@六本木 3年に1度のアートの祭典で、生きる“今”を考える。


2004年から3年に1度というスパンで開催されてきた「六本木クロッシング」。日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的なシリーズとして森美術館が企画してきたこの展覧会も、今年でなんと6回目を迎える。今回のサブタイトルは「つないでみる」。現代アートというフィルターを通じ、今の世の中のムードや風潮を分析するという意が込められている。


参加アーティストは、竹川宣彰、川久保ジョイ、アンリアレイジ(森永邦彦)、平川紀道などの1970~80年代生まれの現代アーティスト25組だ。昔に比べ情報も多く、価値観の多様性も認められるようになった。一方で、ネットの世界での“自分”というものの存在や、閉鎖的なコミュニティなど、現代の情報社会だからこそ生まれる闇を照らし出す。現代アートとは社会を映し出す鏡と言うけれど、それをわかりやすく提示したこの企画。今週末スタートのこの展覧会で、私たちを取り巻く社会について一度じっくり考えてみてはいかが?

六本木クロッシング2019展「つないでみる」

期間/2月9日(土)~5月26日(日)

場所/森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F

時間/10:00〜22:00

・火曜日は10:00〜17:00

・いずれも入館は閉館時間の30分前まで

休館/会期中無休

入館料/一般 1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子供(4歳〜 中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円

・料金は消費税込み

・本展チケットで展望台 東京シティビューにも入館可(スカイデッキへは別途料金が必要)
https://www.mori.art.museum/jp/

Text: Mei Fujita Editor: Saori Asaka

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