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食べない息子へ怒り爆発! 「私の中の鬼」との付き合い方とは【息子愛が止まらない!! 第4話】

  • 2019.2.3
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ウーマンエキサイトの読者のみなさまこんにちは! 1歳11ヶ月の息子きっくんに振り回されている、ねここあんな。です。

ここ最近はイヤイヤ期が加速していき、お互い意地の張り合いのようにイライラする場面が増えてきました。

今回はそんなイライラが爆発し、「鬼」と化した出来事について描かせていただきました。

■食べない息子が悩ましい

わが家の愛息きっくんは、あまり食の関心がなく、しかも結構神経質なタイプなんです。

例えば食べたことないものは絶対に口に入れないし、隠して食べさせれば口の中に入れたものを全部出してしまうんです。



少しでも偏った食生活を整えようとあれこれ気に入ってもらえるものを作るのですが、どれもこれも拒絶されるとさすがに私も我慢できず…



つい声を荒げてしまいました。

今こうして冷静になってみると、小さいことなんですよね。

でもそのときは、いろんな感情が混在して爆発してしまったんです。

残念なことに「偏った食生活じゃ心配」という気持ちよりも「なんで食べてくれないの~もぉぉぉ」という感情的なものの方が強かったと思います。

身勝手な理由で怒ってしまったことや、大声で威圧する自分はまるで鬼のようでした。

さらに追い打ちをかけるように涙を流す息子の姿に、親としてどうなんだ、という自己嫌悪を抱き涙が出ました。



そんなことを繰り返し、出口のわからなくなっていた私。

きっと身近な存在の夫に相談すべきなのでしょうが、このころの私はゆがんだ感情から相談できずにいました。



なぜなら、たまに夫が私と代わってご飯をあげた時に限って、息子はお利口さんに食べたりするんです。

正直悔しくて、悲しくて、もっと夫が困ったりイライラしてくれたら救われるのに…なんて意地悪な考えさえ持っていました。



気づいたら涙と一緒に本音がこぼれていました。



涼しい顔で息子にご飯をあげていることが悔しい、なんて思っていました。

けれど案外、夫も夫なりにイライラしていたり、その感情を押し殺す努力をしていたことを知りました。



もちろん公共の場とか店内とか、放っておけないような状況もありますが…

「様子を見る」それは息子のためだけでなく、自分の怒りを静めるためにも大事な時間なんだと思います。

そして何より、この話し合いで夫が“私の大変さを理解してくれた”ということが心の支えになりました。

「夫はどうせ私を“ダメな母親”とでも思っているんだろ?」という自分の中のゆがんだ考え方は実は思い込みで、きちんと話し合ったら「大変な時は家事とかやらなくてもいいよ」という優しい考えを持っていたのでした。



パートナーに対してゆがんだ考えを持っていたことが、私が反省すべき「鬼」の部分だったのかもしれません。

それからは、私の中には余裕が生まれました。

偏ってでもいいからバナナとかうどんをあげて、それでも食べないのならさっさと片付ける!

おかげで親子でストレスが減ります。

それに育児以外の家事などがおろそかになっていても、「きっくんのために頑張ってたんだから仕方ない!」「夫も理解してくれてるし!」という「まいっか精神」が心の安定を保ってくれるようになりました。

もともとズボラなのに、このことがきっかけで余計ズボラになりましたが、鬼が出ることは珍しくなりました!

結局私の中の鬼は、「心の余裕ボルテージ」が空にならなければ現れないんだと思って、手を抜けるところは抜いています。

それが心穏やかに過ごせるコツです!

(ねここあんな。)

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