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「棒棒鶏」=「ぼうぼうどり」?読めそうで読めない料理の漢字5つ

  • 2019.1.30
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普段はひらがな、もしくはカタカナで表記されることが多い料理名。

そのため、いざ漢字で書かれると「読み方が分からない……」というメニューもあるでしょう。

お店によっては漢字表記されているところもあり、読めないといざというときに困ってしまうかも……!?

そこで今回は、“読めそうで読めない料理名の漢字”をピックアップしてご紹介。あなたはいくつ読めるでしょうか?

 

(1)「棒棒鶏」

ついそのまま「ぼうぼうどり」と読んでしまうと、不正解なこちらの漢字。

実際に、筆者はこの漢字の読み方を知らず「ぼうぼうどり」と読み間違えて恥ずかしい思いをした経験があります。

そんな「棒棒鶏」ですが、正しい読み方は……

 

「バンバンジー」です。

居酒屋や中華料理店のランチメニューなどで漢字表記されていることがあるので、読めるようにしておくと安心ですね。

(2)「青椒肉絲」

ピーマンなどの野菜や肉材を細切りにして、炒めた中華料理を「青椒肉絲」と言います。

青椒肉絲が発祥した中国においては基本的に豚肉を使うそうです。そのため、牛肉を使って青椒肉絲を作った場合は「青椒牛肉絲」といったように表記が変わるのだとか。

そんな「青椒肉絲」の正しい読み方は……

 

「チンジャオロース」です。

(3)サラダ「素麺」

「素麺」は小麦粉から作られる麺の一種で、1年を通してスーパーなどに置いてある身近な食材です。

素麺自体は季節を問わず手に入るものですが、とくに夏に冷やした状態で食べる人が多いでしょう。

一方で冬に素麺を食べる場合、つゆを温めて“入麺”として食べる人もいるようです。素麺は“夏”というイメージをもたれやすい食材ですが、今ではさまざまなレシピがあるみたい。

そんな「素麺」の正しい読み方は……

 

「そうめん」です。

ヘルシーで野菜もとれる「サラダそうめん」(そうめんサラダ)は女性に大人気。「すめん」と読んでしまわないよう注意しましょう。

(4)「鱶鰭」スープ

中国発祥の料理で、鮫(サメ)の“鰭”を使うことが漢字の由来にもなっている「鱶鰭」。

高級食材として知られている「鱶鰭」ですが、鱶鰭に使われる鮫(サメ)の種類や大きさなどによって、さらに価格が変わってくると言います。

そんな「鱶鰭」の正しい読み方は……

 

「フカヒレ」です。

鱶鰭に使われる部位を入手するのが難しいことなどが、高級食材と言われるゆえんとなっています。

(5)「巻繊汁」

大根やにんじん、こんにゃく、ごぼう、里芋などを炒めて出汁で煮込み、醤油(地域によって味噌などさまざま)で味付けをした汁物料理を「巻繊汁」と言います。

地域によって使う材料や味付けが異なり、筆者の地元の場合は巻繊汁に芋がらを入れたり、蕎麦を入れて「巻繊蕎麦」にしたりします。

そんな「巻繊汁」の正しい読み方は……

 

「けんちんじる」です。

あなたの地域の「巻繊汁」は、どのような味付けでどのような具材を使っているでしょうか? 地域の特色が出やすい料理です。

5問中、あなたはいくつ読めたでしょうか? 社員食堂の献立や、立ち寄ったお店のメニューが漢字表記なんていうことがあるかも。

注文の際に困らないよう、漢字表記と読み方をあわせて覚えておくとよいでしょう。

 

文/大内千明 画像/PIXTA(ピクスタ)(Fast&Slow、ささざわ、kuro3、gr_K、sasaki106)

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