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「自分の体を嫌いにならない」カリスマ美容家・神崎恵さんの大人の女性が輝くために大切なこと

  • 2019.1.28
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全身を鏡に映している女性

RULE1 美容といい距離を保つ

ナチュラルなメイクをする女性

メイクやファッション、大人になるとそれなりのケアが必要になってくるとはいえ、執着したり、頑張りすぎると、自分も美容を楽しめなくなります。
「キレイというものは、大人になるほど余裕をもちながら臨まなければならないし、楽しまなければならないし、たとえば毎日の歯磨きのように生活にするっとなじむくらい、気負いのない存在にしておきたい。
メイクが好き、美容が好き、という空気は美容への熱が深いほど表に出ます。
わたしの理想は、誰かにお会いしたときに「美容が好きなひと」ではなく、「なんだか心地よくキレイなひと」という印象をもってもらうこと。
キレイにしているのだけど、ゆるんとやわらかくいい「スキ」のあるキレイさ。 「わたしを見て」の顔ではなく、「もっと会いたくなる顔」を目指す。
そのために、美容は好きだけれど、ほどよく力を抜きながら、付き合っていきたいです」

「美容といい距離を保ち、「美容命」ではないことを楽しんでいる」と神崎さん。

「では、どんなふうに力を抜いていくのでしょう?
力を抜くとは、サボることではありません。 わたしはまず、「完璧ではないこと」を大切にしています。
肌もスキなく塗り固めすぎないよう、全体を80〜90%くらいで仕上げるのが理想。
見る側にも印象を濃く映す顔は、完璧な顔にはしないのがわたしの考えです。「このひと、どんなひとだろう」と想像させるスキを残す。
さらにメイクにおいては、いつも同じ顔にならないことと、気分に合わせて楽しむということ。さらに、顔の上の重量を軽くすることを大切にしているのです」

肌も髪も頑張りすぎに見えないこともまた技の一つ。
「自分をていねいに扱い、ケアはするけれど、「頑張りすぎない」ことが、大人の美容にはとても重要なことなのです」。

RULE 2 自分の体を嫌いにならない

エクササイズする女性

年を重ねると、どうしても体型がゆるんできます。若い時の自分と比べて自己否定感をつのらせると幸せ感が遠のきます。
「40代で3人目を出産したころには、自分の体がこんな形や質感になるなんてと正直しょんぼりしたこともありました。
けれど、この体が嫌いかというとまったくそうではありません。もちろん、女として人前に出る仕事をしている者として、キレイな体でいたいのは確か。けれど、今の自分の体がわたしは嫌いじゃない。体型より、ずっと大切だと思えるものがあるのです」

たるんだ体を否定せず、今まで自分といっしょに頑張ってきた体を認めてあげること。その上で少し頑張ればいいのです。
「産んでいても産んでなくても、体型のゆるみが心を暗くするならば、効果的に引き締める方法はいくつもあります。やることをやれば、体は変わってくれます。寸胴になったウエストもくびれを取り戻すことができるし、ヒップをきゅっともち上げる簡単で効果大のエクササイズだってある。
自分の体を好きでいる。 これほど自分の毎日を心地よく、自分への楽しみを広げてくれることはないと思っています」

自分を大切に扱い、その上で、大人の女性ならではの素敵さを身につけられたらいいですね。

文/庄司真紀

参考書籍
神崎恵『わたしを幸せにする41のルール』廣済堂出版

神崎恵『わたしを幸せにする41のルール』廣済堂出版
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