1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「誰が決めたの?」働く女性を悩ませるバレンタイン社内ルール

「誰が決めたの?」働く女性を悩ませるバレンタイン社内ルール

  • 2019.1.28
  • 1629 views
undefined
出典:シティリビングWeb

チョコの呪縛? 会社に残るバレンタインの掟は…?

男女が甘く恋を語る(!?)はずの2月14日。甘いチョコは、働く女性たちにとっては、もはや苦い呪縛!? 今回は、バレンタインにまつわる会社の暗黙の了解についてリサーチ。バレンタインを撤廃した会社のその後についても聞いてみました。

バレンタインに関する社内ルールや暗黙の了解などのしきたりはある?
undefined
出典:シティリビングWeb
グラフデータ

ない 56%

ある 32%

わからない・知らない 12%

※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査※有効回答数:75人※アンケート実施期間:2018/12/12~2019/1/16

我が社の掟! バレンタインのしきたり

みんなからお金を集金するのはダメ。あとは誰がどういうことをしても文句や陰口は言わない(かにかに)

会社から宅配便でチョコを送る。費用の負担は総務部。さすがに会社費用として送るのはどうかと相談したら部長がOKを出した…(りなりな)

所属部署と隣の部署のメンバー、部長に性別関係なくそれぞれ用意する。1つ上の先輩が毎年しているので、後輩の自分がやらないわけにはいかず…(るかちゅう)

バレンタイン「あげたつもり・もらったつもり募金」というものがありました。いい活動だと思いますが、お局は「誰にもあげるつもりないから募金しない!」と言い張り、1円も募金しませんでした…(KKM)

毎年恒例? 私のバレンタイン

会社が推奨している障がい者手作りクッキーを毎年贈っています。もちろん男性に渡すだけでなく自分たちや家族にも購入しています(やっちゃん)

お局が徴収し、強制的にばらまかれる(ARE)

ある部署では、必ずバレンタインにお菓子のやり取りがある。他の人とかぶらないよう、なおかつあまり大げさではなく、相手に気を遣わせない程度のものを用意するそう…。準備が大変…(おつまみ)

バレンタインのお金を要求された際に、丁重にお断りした。よく知らない人たちにチョコレートを買うお金を提供する意義を理解しかねる(ゆっこ)

上層部はバレンタインがお好き?

バレンタインデー前に「あー、チョコレート食べたいなー」と社長がたびたびつぶやく(真実)

7人の女性社員で2人のお偉いさんにチョコを渡すが、ホワイトデーのお返しをリクエストしていて、「海老で鯛を釣る」感がハンパない(ちゅんちゅく)

社長と会長にはあげないとにらまれる。もらった人のリストを秘書に作らせ、ホワイトデーは会社の経費でお返し。わたしたちは、自腹を切ってます(パパリン)

現社長は女性全員からもらわないと機嫌が悪くなる。完全に嫌われているのに、本人は人気があると勘違い。毎年、気が重い…(パパリン)

ホンネ爆発! バレンタインの叫び

部署みんなで食べられるチョコじゃダメなの!? 出費が痛い!(るかちゅう)

部署によって、やったりやらなかったり…。やらない自分としては隣の部署で配られているのをみると、ちょっと気まずい(Amy)

要領のいい女性は、役員だけに朝イチかお昼あたりの人の少ないときに配って点数稼ぎ(ゆうたろう)

称賛! 声をあげた勇者たち

社歴が長くなり発言権が増した(?)ので、「バレンタインは廃止します!」と全部署へ宣言。男性もお返しが面倒だった人も多いようで、なくなりました(みちたろう)

先輩が産休に入り、自分が部署の女性で一番上になった時、ここぞとばかりにやめた。スッキリ!(いずみん)

男性上司からバレンタインはいらないと一言。 バレンタインについては、男性のほうが考えているんだと思った(あき)

お返しがショボすぎて、なくなった。先代の女性たちに感謝(ゆら)

バレンタインが、なくなって…

休日がバレンタインになった年を境に廃止に。今は、やりたい人だけ個人的にどうぞ~って感じです。もちろん、私はやりません!(SN)

取締役(男性)の一言でバレンタインが廃止となった。とはいえ、お礼をするいい機会なので、静かにこっそり生き残っている。「大々的にやらない」というのが暗黙のルール(ずず)

「NO」の意思表示をする若者たちが現れ、ついにバレンタインのチョコ詰め慣習がなくなった(すわ)

禁止になったことで、今まで義理チョコを家族に自慢していたおじさん社員たちがさみしいと言っていました。なんだか、かわいそうなので、仲がよい人にはこっそり義理チョコをあげています(ぽんた)

心に残る? バレンタインの思い出

「私語をするな! 時間を無駄にするな!」と言い、平気で社員の首を切る会社なのに、社長に贈るバレンタインの議題でWEB会議が開かれました(あきん)

昔、「男ども頭が高いチョコ」を贈ったら、引かれた(笑)(おこたん)

「●●さん(友達の好きな人)に渡して」と友達に頼まれた(カナママ)

ショボい? 豪華? お返し事情

女子5人くらいで1個しか渡していないのに、お返しは1人1つ豪華なものを頂き、恐縮…(ヒロ)

女子1人なのに部署の男性は5人! コスパ悪過ぎなのでホワイトデーのお返しは豪華なものよりもお金でお願いします(いの)

ケチで知られるオジサン上司に「ま、義理だから」と渡したが、やっぱりお返しはなし! 翌年も翌々年もなし! どういう神経をしているのか…。「もうあげるのやめようよー!」と叫びたい!(チョコは自分にあげたい)

異動先で配ったところ、渡す習慣がなかったみたい。皆さん全力で喜んでくれましたが、習慣がないからお返しの意識もなくて…。結局、お返しは出張のお土産。それは皆さんにも配ってますやん!(かおてぃー)

会社でバレンタインなし派のOLが53%に! ルールがあるのは32%!

働く女性にとって、年1回の憂鬱(ゆううつ)な日だったバレンタイン。バレンタインにまつわる社内ルールや暗黙の了解があると答えた人は32%に上りました。また、バレンタインありの人は35%、なしの人は53%で、バレンタインなしの人が過半数を占め、年々増えているようにも感じました。この結果は、「バレンタインをやめたい人」にとっては、朗報(!?)ともいえるのかもしれませんね。

日頃お世話になっている人や、密かに恋心をいだいている人に思いを伝えられる…ととればありがたいバレンタインデー。しかし、それ以外の人にも渡さなければならない…と義務感が出ると、その出費や手間はただただ負担でしかないもの。働く女性たちのバレンタインへの意識が年々変化してきていると感じられた調査結果となりました。

元記事で読む
の記事をもっとみる