1. トップ
  2. 泣きたいのはこっちだーー! 「私の中の鬼」が爆発後…に思ったこと【ウォンバット母さん育児中 第10話】

泣きたいのはこっちだーー! 「私の中の鬼」が爆発後…に思ったこと【ウォンバット母さん育児中 第10話】

  • 2019.1.28

絵本やアニメで子どもを叱ってる時のお母さんの頭にツノが描かれ「鬼の形相」してる表現がありますけど…自分でも娘を叱ってる時「ああ、今の私は娘にはあんなふうに見えてるのかもな…」と思う瞬間があります。

つい先日も朝食の時に「私の中の鬼」が顔を出しまして、お義母さんまで巻き込んでのちょっとした騒動になりました(夫はすでに出勤してて不在…)。

朝、いつものように「さむい」「ねむたい」とグズる娘をなんとか起こし、お弁当や朝食の準備。
起きてもテレビや遊びにクギ付けの娘に手こずり、席に着かせる頃には余裕があったはずの時間ももうかなり押していました。


寝起きの悪い娘はとにかく不機嫌でメンドクサイ。
酷い時は食器を置く位置をずらしただけで泣いて怒り出すぐらいです。

この日も自分で「卵ご飯がいい」と言ったくせに、私が納豆を食べてるのを見て食べたくなったらしく理不尽にグズり出しました。


もうわけがわかりません。
多分言ってる本人も訳が分からなくなってるんでしょう。
それを見て孫の涙に弱いお義母さんからチクリ。


焦る大人たちにお構いなしで娘は暫く泣いた後、ケロッとして納豆に手を出し食べ始めました。

「やれやれ…」とホッとしたのも束の間…



あんなにギャン泣きしてまで欲しがった納豆もおかずもろくに手を付けずデザートの要求ですよ…。
さすがにそこまでのわがままを許すのは教育にもよくないし、何より一生懸命作ったんだからもうちょっと食べて欲しい…!

…しかし…



やっぱりこうなりました。
さらに



娘の号泣と嗚咽するお義母さん、そして刻一刻と迫る幼稚園の登園時間…

私の中でなにかがプツンと切れました。


私はそう叫ぶと2階に駆け上がりました。
背後からは娘の泣き声が聞こえましたが振り返りませんでした。


『もうどうなったっていい。みんな好きにすればいいんだ!』


「私の中の鬼」がバリバリ前面に出てきた瞬間です…。


その後すぐ我に返って1階に戻り2人に謝罪、娘には果物をあげて幼稚園にはギリギリ間に合わせましたがもう自己嫌悪と疲れで気分は最悪でした…。

でも、幼稚園のお迎えの時にママ友と朝食の話になり、意外と朝は適当な事を知って衝撃…!なんだか一気に肩の力が抜けました。


今思えば、私は「母としてちゃんと朝ご飯作って、子供のしつけもしなきゃ!」と気負い過ぎていた気がします。
栄養を摂らせようとアレコレ出したって、娘も朝はそんなに食欲がない日だってあるし、バナナと牛乳しかいらないとグズるならそれでもいい。幼稚園で給食は栄養バランスもいいし、給食までにお腹が空いちゃうようだったら、自分で朝はちゃんと食べないとと気がつくだろう。1人で背負い込まず、もっと気楽に考えよう!

ちなみに、後日娘に食べない理由やどんなおかずが好きで何が嫌いなのか聞いたらちゃんと答えてくれました。勝手に「娘はまだ幼くて判断できないから」と思い込んで食べたくないものを押し付けていたんだなぁと反省です…。



今回「私の中の鬼」の話は引かれるんじゃないかと正直ちょっと悩みましたが、散々ブログでもダメ母っぷり書いてるんだから…大丈夫?! と吹っ切ってみました。

子育て中は「私の中の鬼」と対面することも増え、日々修行だなと思います…。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~!

(もづこ)

元記事で読む
の記事をもっとみる