1. トップ
  2. おでかけ
  3. 可愛い浴衣でぶらり。草津温泉街を満喫できるクラシックな体験10選

可愛い浴衣でぶらり。草津温泉街を満喫できるクラシックな体験10選

  • 2019.1.26
  • 1566 views

古くから旅人に愛されてきた草津。歩けば1時間ほどの温泉街には魅力がギュッと詰まっています。今回は“温泉街”を満喫するための10のヒントをご紹介します。

1.浴衣で街を歩く。

undefined
Hanako 編集部

風情あふれる温泉街を華やかな浴衣姿でそぞろ歩き。そんな願いを叶えてくれるのが〈御座之湯〉の浴衣レンタルサービス。バリエーションが豊富で色浴衣と飾り帯との組み合わせは600通り以上。着付けはスタッフが手伝ってくれるので心配ご無用。フォトジェニックなスポットで写真を撮りながら散策した後は、温泉で〆るのも贅沢な時間の過ごし方だ。

〈御座之湯〉
女性用のほか、男性用浴衣もあるのでカップルでも。〈御座之湯〉の入浴付きで日帰り客に好評。3時間2,500円。
群馬県吾妻郡草津町草津421
0279-88-9000
9:00〜17:00(最終返却時間20:00)

2.定番のお土産を集める。

undefined
Hanako 編集部

散策中に探したいのは、レトロでかわいいお土産。タオルや手ぬぐいは足湯や外湯めぐりに大活躍。〈一井おみやげセンター〉〈するがや〉は豊富な品ぞろえで好みの品が見つかるはず。そして草津の定番土産といえば、温泉まんじゅう。人気店が軒を連ねる中でも〈松むら饅頭〉は、冷めてもやわらかくおいしいと評判。友人や家族へのお土産に最適。

1.〈中吉堂本舗〉
昔懐かしいパッケージに一目惚れ。大粒のボーロはさくさくとした食感でほんのりとした甘みが口に広がる。草津温泉たまごボーロ590円(税込)。
0279-82-1237

2.〈一井おみやげセンター〉
草津節を歌いながら、湯もみをする様子が描かれたタオル。レトロな絵柄が愛らしい。湯もみタオル453円(税込)。
0279-88-2515

3.〈するがや〉
温泉マークがインパクト大!映画『テルマエ・ロマエII』にも登場した〈するがや〉オリジナルタオル。草津温泉タオル480円(税込)。
0279-88-2217

4.〈松むら饅頭〉
黒糖を使用したふわふわの薄皮に自家製の粒あんがぎっしり。北海道産小豆を使用し、甘さは控えめ。松むら饅頭1個90円(税込)。
0279-88-2042

3.湯もみショーを見に行く。

undefined
Hanako 編集部

「草津よいとこ一度はおいで」というフレーズでおなじみの草津節。湯畑前にある〈熱乃湯〉では草津節や湯もみを体感できるショーを開催。湯もみとは、約180cmの六尺板で湯を撹拌することで、泉質や効能を下げることなく、入浴に適した温度に下げる方法。源泉の温度が高く、最も熱いと95°Cという草津ならではの伝統だ。「チョイナチョイナ」の掛け声を響かせ、リズミカルに湯もみする光景は圧巻で、ショーの途中には飛び入りで湯もみを体験できるコーナーも。江戸時代から伝わる伝統文化を肌で感じてみて。

〈熱乃湯〉
ショーは1日6公演。
群馬県吾妻郡草津町草津414
0279-88-3613
9:30〜、10:00〜、10:30〜、15:30〜、16:00〜、16:30〜
大人600円、小学生300円(各税込)

4.こだわりの蕎麦を食べる。

undefined
Hanako 編集部

蕎麦激戦区・草津温泉では昼時になると蕎麦処に行列ができる。「温泉に入って蕎麦屋で一杯なんて、最高ですよ!」と、〈蕎麦かない〉の店主・金井伸介さん。温泉街の魅力に惚れ込んで信州からやってきた店主による細打ち蕎麦は、喉ごしの良さと香りが絶品!くるみや味噌をツユで溶きながら味わうくるみだれそば950円(税込)もおすすめだ。

5.源泉の違いを知る。

草津には主に6つの源泉があり、微妙に異なる泉質を比較して巡るのも面白い。温泉街の中心にありランドマークになっている湯畑源泉は〈千代の湯〉や宿の内湯へと引かれている。強酸性の万代鉱源泉は刺激の強さが特徴で、〈西の河原露天風呂〉など。西の河原源泉は西の河原公園を散策すると湧き出すところが見つけられる。最も歴史が古く、源頼朝が発見したとされる白旗源泉は〈白旗乃湯〉や内湯、高温で美人の湯と名高い煮川源泉は〈大滝乃湯〉、眼病に効くといわれる地蔵源泉は〈地蔵の湯〉でそれぞれ堪能できる。

6.食べ歩きでお腹を満たす。

undefined
Hanako 編集部

湯畑周辺や西の河原公園へと続くメインストリートは食べ歩き天国。まずは湯畑を眺めながら、〈やきとり静〉の焼き鳥とビールで乾杯!炭火で焼かれた肉はジューシーで、終日大行列ができている人気店だ。西の河原公園通りに進んでいくと、蒸したての温泉まんじゅう、源泉に浸けられた温泉卵など、温泉街ならではのアツアツグルメが目白押し。

〈やきとり静〉
ねぎま2本350円、焼き鳥の盛り合わせは10本で1,600円。生ビールや地酒などは500円(各税込)。
群馬県吾妻郡草津町草津396
0279-88-2364
16:00〜22:00 水休
14席/喫煙

undefined
Hanako 編集部

〈山マタギと海番屋〉では、鮎やイワナの塩焼きや自家製タレに漬け込んで串焼きにしたマタギ焼き(豚・鶏)350円が人気。テイクアウトのほか、趣のある店内でも味わえる。

〈山マタギと海番屋〉
地酒が豊富で、昼呑みにぴったりの居酒屋。テイクアウトで鮎、イワナの塩焼き700円。
群馬県吾妻郡草津町草津486-2
0279-88-7515
10:00〜20:00(都合により変動あり)
30席/喫煙

7.草津ネコを探しに行く。

undefined
Hanako 編集部

レトロな街並みに溶け込む草津の猫たち。散策中に出くわすことも少なくない。食べ歩きにおすすめのお店で紹介した〈山マタギと海番屋〉に併設している甘味処〈だんべえ茶寮〉でも元野良猫という黒猫ジジが寛ぎながらお出迎え。キュートな看板猫に出会える宿〈中村屋旅館〉も癒されると話題沸騰中だ。

8.喫茶店でひとやすみする。

undefined
Hanako 編集部

湯畑から少し入った路地に佇む、山小屋を思わせるレトロな喫茶店〈珈琲専科綾〉。自慢はオーダーごとに豆を挽き、サイフォンで淹れるコーヒーとボリューム満点の焼きサンド850円。真っ赤なソファで寛いでいると、時折柱時計の音が鳴り響き、まるで昭和にタイムスリップしたよう。地元客に交じって、ゆるりと流れる時間を楽しみたい。

〈珈琲専科 綾〉
オープンして43年。ゴールデンキャメル600円。手作りコーヒーゼリー550円もおすすめ。
群馬県吾妻郡草津町草津114-2
0279-88-4865
8:00〜17:00 水休
25席/喫煙

9.素泊まりしてみる。

undefined
Hanako 編集部

近年、注目を集めているのが〈湯畑草菴〉などの素泊まりの宿。リーズナブルな価格のみならず、街の飲食店を自由気ままにセレクトできることが魅力で選ぶ人が急増中だ。素泊まり客が足繁く通うのが〈いざかや水穂〉。上州牛やギンヒカリなど群馬県産の食材を使用し、地元の恵みを堪能できるメニューが豊富。女性1人客はメニューによって半量でオーダーできる心遣いもうれしい。焼酎は50種類、日本酒は13〜14種と豊富な品ぞろえで、ちょい飲みに立ち寄るのにもおすすめ。週末は混み合うため、予約をお忘れなく!

〈いざかや水穂〉
昼はうどん専門店として営業。下仁田ネギの天ぷら700円、特製牛モツ煮650円。
群馬県吾妻郡草津町大字草津湯畑前101
0279-88-3122
11:00〜15:00、18:30〜24:00(23:00LO) 木休
34席/喫煙

10.夜の草津を楽しむ。

undefined
Hanako 編集部

草津の夜は昼とは違う表情に。夕暮れになると湯畑や西の河原公園はライトアップされて、幻想的な光景が広がる。湯もみと踊りショーが行われる〈熱乃湯〉も、夜になると高座に様変わり。毎日20:00から草津温泉らくごが開催されている。落語芸術協会に所属する二ツ目の落語家が登場し、巧みな話芸を披露。温泉でカラダを癒した後は、笑いで心を元気に。草津の夜に欠かせないエンターテインメントなので、食後の散策がてら訪れたい。落語家は入れ替わり制で、スケジュールは公式サイトで確認を。

〈草津温泉らくご〉
〈熱乃湯〉で開催。都合により〈奈良屋〉のロビーに変更になる場合もある。
群馬県吾妻郡草津町草津414
0279-88-5118
開場19:30〜、開演20:00〜
大人1,000円、子ども500円(各税込)

(Hanako1168号掲載/text :Rie Ochi photo : Jun Nakagawa)

元記事で読む
の記事をもっとみる