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大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」

  • 2019.1.25
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都立小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」は、ジブリ映画で背景のモデルになった建物があることでも知られる、歴史ある建造物を集めた野外博物館です。 その中にある建物の一つ、デ・ラランデ邸の一角をお店としているのが「武蔵野茶房 江戸たてもの園店」。ここでしか味わえない懐かしの日本洋食やスイーツを楽しむことができます。

大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」
大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」
大正期の姿を復元したデ・ラランデ邸
大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」
当時の様子に再現された1階の食堂

デ・ラランデ邸とは、元々は明治時代の気象学者、北尾次郎氏が設計した木造平屋建ての建物を、ドイツの建築家、デ・ラランデが自宅用として3階建てに大規模に増築したもの。1999年まで信濃町にあった建物を移築し、2013年から公開されてきました。

大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」
1階居間でも飲食できる

途中、何度か所有者が変わりましたが、江戸東京たてもの園ではデ・ラランデが居住した大正時代の様子に再現。その建物の特徴は外壁の下見板張り、ウロコのように見えるスレートぶきの腰折れ屋根で、内装の一部ではガラスや照明なども当時のものを使っています。

そんなデ・ラランデ邸の食堂部分をカフェにしたのが「武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店」。さっそく、このお店オリジナルの料理をいただいてみましょう。

オリジナルメニューの「ピリ辛ジャーマンライス」
大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」
「ピリ辛ジャーマンライス」(1190円)

ケイジャンスパイスを使ったジャンバラヤに、千切りキャベツ、トマトソース、そしてチョリソソーセージとゆで卵、ブロッコリーが載っている「ピリ辛ジャーマンライス」は同店でカレーと人気を二分する一押しメニュー。付け合わせにピクルスとヨーグルトが付いてきます。やや辛めのチリ味でボリュームたっぷり。お店の雰囲気も相まってどこか懐かしい感じの味わいです。

大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」
「ミルクカルピス」(600円)

カルピス株式会社の創業者である三島海雲氏が昭和31年からデ・ラランデ邸を住居として使用していたことにちなんで、こちらのお店ではミルク割りのカルピスも楽しめます。濃いめに割ったカルピスの甘さは、ピリ辛ジャーマンライスにもぴったりの組み合わせです。

温かさと冷たさが絶妙な「特製おいものパフェ」
大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」
「特製おいものパフェ」(850円)

同店での女性人気No.1スイーツが「特製おいものパフェ」。温かいスイートポテト2つを土台に、あんこと生クリーム、お芋で作った甘納豆「芋納豆」が載り、さらにそこにソフトクリームの山がそびえたちます。温かいスイートポテトと冷たいソフトクリームのコントラストがたまりません。

バターたっぷり!期間限定の「アップルパイ」
大正ロマンの雰囲気に浸りながら懐かしの日本洋食を/東京・小金井「武蔵野茶房」
「アップルパイ」(600円)

3月頃までの期間限定商品「アップルパイ」もおすすめです。バターたっぷりで、甘さ控えめ、りんごはシャリっとした絶妙の食感に仕上がっています。温かい状態で出され、りんごのやさしい旨みが口に広がります。

なお、江戸東京たてもの園店ではアルコールも提供しています。ドイツワインやドイツビールなどを飲みながら、休日のランチを楽しむのもいいかもしれません。
大正レトロの雰囲気のなかで味わえる、オリジナルな洋食とスイーツ。公園の散策を兼ねて、今度の休日に出かけてみてはいかがでしょうか?

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