本気だからこそ！本命女子に「男子が言えないこと」とは？

本気で惚れている女子に対して、男子は好きと言えない、つまり告白できない、というのは、今の時代の定番ネタになっていますよね。

少し前の世代なら、ノリで「俺のこと好き？」と聞いていたのに、今それを言うと、女子に「チャラっ」と言われて流されちゃうだけだしね。

他にも、本気で惚れている女子に対して、男子が言えないことやできないことがあります。

それはいったいどのようなことなのでしょうか。

男子は、本気で惚れている女子に対して、「遊ぼうよ」とすら言えない！と思いきや、昔の男性も言えなかった人が多いんですね。

つまり、恋は一周まわって同じ場所に戻った、ということでしょう。

バブル世代前後の男子たちだけが、好きな女子に「遊ぼうよ」「俺のこと好き？」「今後飯に行こうよ」と言えていたのです。

遊ぶ、つまり飲みに行く、カラオケに行くなどは、告白しやすい（されやすい）状況をつくる定番だから、ぜひ女子から彼を誘ってみては？

たとえばあなたが彼に、一緒に遊ぶ約束をしようとLINEを送っても、彼から返信がない時、彼はあなたと一緒に遊びたくないと思っているわけではないんですよね。

「女子と一緒に遊ぶには金が要る。でもその金が俺にはない。でも金がないと言えば、彼女は俺に愛想を尽かせて、付き合ってくれなくなるかもしれない、さてどうしたものか」彼はこう葛藤しているから、LINEの返信がいつまで経ってもないのです。

あなたに本気で惚れている男子は、あなたに対して「お金ない」と言えないのです。

仕事が危機的状況にあるとき、それを本気で惚れている彼女に正直に言える彼は、かなり優秀です。

またふたりの関係がきわめて良好です。

多くの男子は、仕事が危機的状況にあっても、それを女子に言えません。

言ってしまうと、自分の無能さを彼女に晒すことになって恥ずかしいし、無能さが彼女にバレたら彼女に振られるかもしれないと恐れているから。

だから例えば、急なお泊りデートからの交際にもっていこうと画策して、あなたが彼に「今夜ラブホに泊まろうよ」と言ったとき、彼は「今日は泊まらない」と言い張るのみ、なんてことが起こります。

「じつはさ、仕事が今ヤバくてさ、明日の朝はやく会社に行くから、今夜は泊まれないんだよね」と正直に言えば、あなただってそれを理解して「なら、仕事頑張って！」と言って、まるく収まるのですが。

彼はそうは言えないから、女子が「彼、わたしと付き合いたくないのかな」と、悶々としちゃうのです。

いかがでしょうか。

男女ともに、本気で惚れてしまえば、自意識過剰になって、手も足も出ない状況に陥ることがあると思います。そういうときにどうすればいいのか？

じつはそこにハウツーはないんですよね。自意識過剰になっている自分を感じとって、出口のない息苦しさを十二分に味わった人だけが、やがて「遊ぼうよ」とか「一緒にご飯食べようよ」と言えるようになります。

つまり、「好きになった相手に対する身のこなし方」って、経験することでしか学べないんですよね。この場合の経験とは、成功体験1割、苦い失敗体験9割です。

楽しくきれいに遊ぶオトナたちはみな、9割の苦い経験があるから、いま楽しくスマートに遊べています。

ということで、今年はみなさん、しっかりと苦い経験を積む年にしてみてはいかがでしょうか？

（ひとみしょう／作家）

（愛カツ編集部）