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霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」

  • 2019.1.23
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鹿児島県屈指の観光地であり、自然と温泉に恵まれた霧島市。そんな霧島ならではのお土産を探すなら、築140年の古民家を改装したセレクトショップ「きりん商店」を訪れてみませんか? ユニークな店主の霧島茶によるおもてなしに、つい時間を忘れて長居してしまうほど居心地のいい店には、オリジナル商品から地元の人が手作りする雑貨、食料品まで、「霧島のよかもん」にあふれています。

霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
店名は「きりしま」の「よかもん」から
霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
古いタンスや火鉢が置かれた店内

「きりん商店」は、店主で元グラフィックデザイナーの杉川明寛さんと、奥さまの真弓さんが、古民家を改装してオープンしたセレクトショップ。店名の由来は動物のきりんではなく、「きりしま」の頭2文字と、地元の言葉で“いいもの”を意味する「よかもん」の末尾1文字から付けたそうです。

霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
陽気でとってもお話し好きな、オーナーの杉川さん夫妻

この店では、地元の商品を集めて置いているだけではなく、店主夫妻が生産者の元へ足を運んで話を聞き、「本当にいいもの」を厳選。ときにはこの店用にデザインを一新したり、企画を提案して作ったオリジナル商品も多く扱っています。お客さんが座ってくつろげるスペースがあり、店主がいれてくれたお茶を飲みながら話を聞き、じっくり選べるのもうれしいところです。

「有機栽培の霧島茶」が人気ナンバー1!
霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
(右)数量限定の「てづみ」(1200円)と、(左)「極上煎茶」(1000円)

お茶の産地としても知られる霧島。奥様の真弓さんのご実家が霧島茶の栽培と生産を手掛けているため、お茶に関する商品を多く扱っています。なかでも、有機栽培の煎茶「てづみ」は、その名のとおり茶葉の新芽をていねいに手摘みして作るとても希少なもの。みずみずしい香りと上品な甘みがあり、お茶好きな人へのお土産にもおすすめです。

霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
5種類のパッケージから選べる「いっぷく抹茶」(各200円)

新鮮な抹茶を気軽に楽しめるのが、可愛らしい小袋に入った「いっぷく抹茶」。手軽にお茶を点てて飲むことができるのはもちろん、アイスクリームやヨーグルトにかけたり、抹茶スイーツ作りやポテトサラダに混ぜたりなど、お料理好きの人にも評判だそう。

地元のおばあちゃんが作る「田舎みそ」
霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
手作りの「田舎みそ」(520円)

真弓さんが、「子供のときから食べていて、この美味しさを霧島を訪れた人にも知ってもらいたかった」というのが、80歳を超える地元のおばあちゃんふたりが手作りする麦味噌。ふたりが作る麺つゆもあり、店内では冬は湯豆腐で、夏は冷ややっこにかけて試食できます。

ひとつはほしい「手作りの竹製品」
霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
(左)竹のかご(1500円)、(右)皮のストラップがおしゃれなバッグ(15000円)

雑貨類やアクセサリーも、センスがいいものがそろっています。地元在住のご夫妻が手作りする竹製品もその一つで、奥さまがデザインし、職人のご主人が手編みしているものだそう。手ごろな価格のザルやかごは大小さまざまな大きさがあり、インテリアにおすすめ。ちょっと値段は張りますが、皮のストラップを組み合わせたバッグは和装にも洋服にも合わせられます。

その場で炙っていただきたい「焼きあんパン」
霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
店内の火鉢で炙って食べる「抹茶あんパン」(172円)

店から車で5分の場所にあるパン屋さんが毎朝、運んでくるのが「焼きあんパン」。粒あん、くるみチーズあん、「きりん商店」限定の抹茶あんなどがあり、お土産にするのはもちろん、店内の火鉢で炙りその場で食べることもできます。表面を焼くとパン生地がパリッとして香ばしくなり、美味しさ倍増!
「お持ち帰りの場合は、おうちのオーブントースターで焼いて食べるといいですよ」と真弓さん。
ほかにも、抹茶味のスイーツや西郷隆盛のイラストが可愛いサイダーなど、ユニークな商品にあれもこれもほしくなってしまいます。

霧島の “よかもん” にたくさん出会える、古民家セレクトショップ「きりん商店」
桜島大根とさつま芋味の「にごりサイダー」(各330円)

お客さんが訪れるたび、お茶を振る舞ってくれる店主の明寛さん。来客にお茶を勧める習慣を茶どころ・霧島では“茶いっぺ(お茶を1杯)”というのだそうです。テーブルの上には、漬物や茶菓子の試食品が並び、お茶とともに味わえます。お土産を探すだけでなく、霧島ならではの“茶いっぺ”の時間をゆっくり楽しんでみてくださいね。

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