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大阪「姫嶋神社」で決断と行動のパワーをいただこう

  • 2019.1.21
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大阪・西淀川にある「姫嶋神社」は別名「やりなおし神社」とも呼ばれている、歴史ある神社。大阪の中心部から好アクセスで訪れることができ、人気ある神社のひとつです。

決断と行動のご利益がある「姫嶋神社」の、おすすめのポイントをご紹介します。

決断と行動の神様を祀る「姫嶋神社」

主祭神・​阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)

「姫嶋神社」に主祭神として祀られている神様が​阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)。朝鮮半島にあった国家・新羅へと嫁ぎますが、夫の罵りや慢心に愛想をつかし、海を渡り日本へ帰ってきました。

その後、女性たちに機織りや裁縫、焼き物や楽器などを教え、新天地・姫島で再起を果たします。その伝説から、「決断と行動の神様」として信仰され、「やりなおし神社」とも呼ばれるようになりました。

女性の神様

さまざまな知識や技術を教えた姿から、自立した女神と考えられ、女性の自立やがんばる女性を応援する神様ともいわれています。

さらに、新羅の国の王子が農夫から譲り受けた赤い玉を寝室に置いていたところ、美しい乙女(阿迦留姫命)に姿を変え、新羅の王子はその乙女をお嫁にしたという伝説もあり、美人祈願の神様としても知られています。

境内にあるパワースポット

御本殿の献風台

御本殿にある献風台には、たくさんの風車が並んでいます。これは、阿迦留姫命の乗った船が良い風に導かれて姫島に辿り着いた、ということから設けられています。

献風台に“良い風”を入れたい物を置き、御本殿へ拝礼します。扇子で風車をあおぎ、良い風が入ってくるよう祈願しましょう。

楠社の大楠

境内には、再生の象徴である白蛇が祀られた御神木があります。樹齢900年ともいわれていた大楠でしたが、戦争の空襲で焼け焦げてしまいました。当時の「姫嶋神社」も戦争ですべてを失ったそう。

このことが、主祭神・阿迦留姫命の何もない状態から再スタートした姿と合わさり、焼け残った大楠が「再出発の木」と呼ばれるようになりました。

帆立絵馬に願い事を書こう

帆立絵馬

「姫嶋神社」には一風変わった絵馬があります。帆立の貝殻でできた絵馬で、新たな出発が“帆”を増やして「順風満帆にいきますように」という願いが込められています。帆立の泳ぐ姿が、帆を立てて進む船のよう、ということから絵馬に使われているんだとか。

絵馬には、「~までに」と具体的な期限を決めて願い事を書きましょう。

はじまりの碑

神武天皇遥拝所にある石の碑である「はじまりの碑」。神武天皇が初代天皇、“日本のはじまり”であるといわれていることから、「はじまりの碑」という名が付きました。この石碑には阿迦留姫命のご神徳が注がれ、新たなスタートが順風満帆に進むように、と願う祈願所でもあるそう。

帆立絵馬をいただいた際に一緒に渡される赤い玉「断ち玉」に、絵馬に書いた願いを叶えるために断ち切らなければならないことを念じ、石碑に空いた穴へと投げ入れます。失敗しても大丈夫なので、碑を通り抜けるまで投げ続けてください。

毎月1日に行われる「やりなおし祈祷」

「姫嶋神社」で毎月初めの1日に行われている特別祈祷「やりなおし祈祷」。過去や現状を受け入れ決断し、新たなスタートをきるための祈祷です。過去を取り消すことはできませんが、良い将来が近づくようお祈りし、阿迦留姫命の力をお借りしてみてはいかがですか。

時間

①10:00
②18:00
③13:00~17:00までの30分ごと(1組ごとのご祈祷)

受付場所

授与所(15分前までに受付)

祈祷料

3,000円以上
※時間③の個人の場合 10,000円以上
※時間③の法人(最大20名)の場合 30,000円以上

申し込み方法

前日までに直接、電話、メールにて

清々しい気持ちで再スタートを

誰しもが無くしたい過去を持っていますが、その過去を無かったことにするのではなく、きちんと受け止めること。そして、より良い未来のために決断し、新たに行動することの後押しをしてくれる「姫嶋神社」。

行き詰ってしまったり、将来への不安があるときに、ぜひ訪れてみてください。

スポット情報

  • スポット名:姫嶋神社
  • 住所:大阪府大阪市西淀川区姫島4-14-2
  • 電話番号:06-6471-5230
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