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「糖質ジャンキー」になってませんか?あなたの【糖質中毒度】をチェックしよう!

  • 2019.1.8
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糖質ジャンキー増殖中。糖質を減らさないとやせられない!

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【教えてくれるのは】AGE牧田クリニック院長 牧田善二先生
糖尿病専門医。これまで延べ20万人以上の、糖尿病をはじめとする生活習慣病や肥満治療の患者を治療してきている。著書はベストセラー『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)ほか多数。

豪華な料理やお酒が並ぶ宴会続きの年末年始。この時期太らないために避けるべきは、高カロリーな肉料理やお酒より、〆に出てくるご飯や食後のデザートに含まれる糖質だった !?
「炭水化物や甘い物など糖質をとると血糖値が上昇してインスリンというホルモンが分泌され、中性脂肪の蓄積を促します。これが太る原因です。高カロリーでも肉やオイルは血糖値が上がりにくいので、種類を選べば太りやすい食材ではありません」

それでも甘い物をやめられない女子は糖質中毒の可能性大だとか!?

「糖質をとって血糖値が上がるときにセロトニンやドーパミンといった脳内物質が分泌され、脳は幸せを感じます。糖質をやめられないのは、脳が麻痺した糖質中毒の状態だといえます」

糖質を減らさない限り、やせないどころか、さまざまな不調も起きるそう。思いあたったら即、糖質オフ生活を!

糖質中毒度チェック

☑ 朝食をしっかり食べたのに、ランチ前には空腹を感じる
☑ ジャンクフードや甘い物を食べ始めると止めるのが難しい
☑ 食後もときどき満足感を得られないことがある
☑ 食べ物を見たり、においをかいだら、食べたくなる
☑ おなかがすいていないのに、食べたくなることがある
☑ どうしても夜食を食べたくなる
☑ 食べすぎた後、なんとなくだるい
☑ 昼食後、なんとなく物足りなさや疲れを感じる
☑ 満腹なのに食べ続けてしまうことがある
☑ ダイエットをして、リバウンドした経験がある

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やせるVS.太るメカニズムを知ろう

まだカロリーチェックに必死になっていない? 体に脂肪がたっぷりつくのは、カロリーの高さより、糖質のとりすぎが原因。体に脂肪がつくメカニズムを知って、太らないために食べるべきものを頭に叩き込もう!

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◆太るメカニズム

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【1】糖質の多い食事をする
ご飯やパン、麺類のほかシリアルなど、3食とも糖質の多い食事をする。

【2】糖質がブドウ糖になり、血糖値が上昇
糖質をたくさんとることによって、血液中にブドウ糖が増えて血糖値が上昇する。

【3】血糖値を下げるためにすい臓からインスリンが分泌される
血糖値を上げすぎないように、すい臓からインスリンが分泌されてブドウ糖を処理する。

【4】ブドウ糖が肝臓や筋肉、脳に取り込まれる
ブドウ糖がグリコーゲンに変わり、肝臓や筋肉、脳の細胞に取り込まれてエネルギー源に。

【5】余ったブドウ糖が中性脂肪に変わり脂肪細胞に蓄積
細胞内に取り込めずに余ったブドウ糖は、中性脂肪に形を変えて脂肪細胞に蓄積される。

すると……太る!

◆やせるメカニズム

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【1】糖質を控えた食事をする
ご飯やパンなどの主食を減らし、肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質と野菜が中心の糖質を控えた食事をする。

【2】エネルギー源の血糖が少なくなる
活動のエネルギー源となる、血糖が少なくなり、インスリンの分泌も抑えられ、血糖値の急上昇がストップ。

【3】体内で糖質不足になる
糖質が不足すると、まずは肝臓や筋肉の細胞に取り込まれていたグリコーゲンがブドウ糖に戻されエネルギー源に。

【4】蓄積された脂肪を分解してエネルギーとして使う
それでも足りなければ脂肪細胞に取り込まれた脂肪がエネルギーとして使われるため、脂肪が減る!

すると……やせる!

撮影/恩田亮一 イラスト/本田佳世 取材・文・構成/山本美和

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