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それ、逆効果かも! 冷え性女子がうっかりやりがちな寒さ・冷え対策

  • 2019.1.7
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「厚着のしすぎ」は熱を生み出せない体に? ツボを押さえた着かたで温かく

VOCE
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冷え性なので、とにかく厚着はマスト! そんな冷え性女子も多いと思います。でも、しっかり着込んでいるのになぜかまだ寒い……。それ、厚着のせいで、身体に本来備わっている“熱を生み出す力”が弱っているのかもしれません。体を冷さない程度の適度な重ね着は必要ですが、いつでもしっかり厚着をしていると、逆に体温調節が苦手になることも。しめつけから血行を妨げることにもつながりやすく、「冷えないように110デニールのタイツをはいているせいで靴がキツイ」なんて人は、注意が必要です。

寒いのに無理に薄着をする必要はありませんが、お腹や、首・手首・足首のいわゆる「三首」をしっかり温めると、あまり着こまなくても冷えを感じにくくなります。また、服の素材や特性を考えて着ると、薄着でもしっかり寒さを防げます。例えば、「シャツとジャケットの上にダウンコート」のような着こなしの女子をよく見ますが、熱を含んで温かさを保つダウンは、熱源である体温をジャケットで遮ってしまうと、分厚いだけで温かさはイマイチに。ダウンのような保温性の高い服はできるだけ肌の近くにあるほうが、例えばインナーはTシャツだけのほうがよほど温かく感じることもあるほど。薄手ニットにさっと羽織るくらいで十分です。「シルクのインナーと薄手ニット」など、服と体の間に、空気を含ませるような着こなしも「薄着で温かい」につながります。

眠りが浅いのはコレのせいかも…… 「寝るときの靴下」問題

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手足が冷たくてなかなか寝つけないから、冬はいつも寝不足気味でツライ。冷え性女子あるあるのお悩みです。少しでも足が温かくなるように、靴下をはいて寝ている人も多いのでは? でも、コレが逆に深い眠りを妨げてしまうことも。眠りに入る時は、体の内部体温が下がるとともに眠気を誘います。靴下をはいていると足先・足裏から熱を放出することができず、内部体温がスムーズに下がらないので、眠りモードに入りにくくなってしまいます。また、ピッタリした靴下や、保温性の高いタイプは熱をこもらせ、足に汗をかいて不快に感じたり、かえって冷えることもあります。

オススメは「寝るとき」ではなく「寝る前まで」靴下をはいておくこと。ベッドに入るまで足を温かく保っておき、靴下を脱いで寝ると、熱がうまく発散されて、スッと眠れるはず。

「ポカポカになる気がする」それは一瞬! お酒の量には気をつけて

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お酒は体を温めると思われがち。お酒を飲むと手足や顔が温かくなり、体温も上がっているように感じます。飲み会などに「あったまる気がするし、もしや身体にいいかも!?」と思う人もいるのでは。さらにビールやカクテルはやめて、温かいお酒なら完璧なのでは?とも思いがちです。

ところが、お酒も飲みすぎれば冷えを加速させることに。冷たいビールも、お燗をした日本酒でも、アルコールは血管を拡張させます。お酒を飲むと皮膚から熱が大量に発せられて温かく感じるのはこのせいです。そしてそのように一時的にはぽかぽかしますが、その後は体温が急激に下がります。寒さをしのぐためにお酒を飲むという人はいないと思いますが、適度な楽しみ方に抑えることで、冷えや、体調の崩れを防ぐこともできるでしょう。


冷え性の人は「薄着の人って本当にあれで平気なの?」と思うことってありますよね。それは「寒くても平気」ではなく、効率よく温まる方法を実践しているから。できることからマネしてみると薄着でも十分温かく過ごせると思いますよ。

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