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伝説をその腕に。復刻した『BRAUN』の名作ウォッチを手に入れる

  • 2019.1.7
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「Less,but better=より少なく、しかしより良く」が哲学

 

『BRAUN』は1921年、ドイツに設立された電気器具メーカー。日本では電気シェーバーの知名度が高いですが、美しいデザインの家電ブランドとしても有名です。デザイナーの巨匠、ディーター・ラムス氏の哲学を元に“機能主義”を一貫して追求し、革新的なデザインを数多く輩出しています。そして、そのデザインフィロソフィーはウォッチにも反映されています。「視認性や操作性が確かな腕時計」は『BRAUN』のこだわりです。

 

『BRAUN』作品で唯一存在した装飾品「AW10」
BRAUN Watch AW10 ¥35,000
BRAUN Watch AW10 ¥35,000

 

世界最大の時計博「バーゼルワールド」で2つのモデルの復刻プロジェクトが発表され、登場した「AW10」と「AW50」。「AW10」は、1989年発売の『BRAUN』で初めてとなるアナログリストウォッチ。デザイナーのディートリッヒ・ルブスとディーター・ラムスが、「自身のデザインフィロソフィーの全てを反映した、最も機能的な時計にしたい」と考えて開発したモデルだそう。ラムス氏の“機能主義”のデザイン哲学が反映された、この「AW10」は、89年に発表されてから廃盤になるまで15年以上一度もモデルチェンジされておらず、まさにタイムレスな完成されたデザインとして、今も受け継がれています。

 

『BRAUN』ウォッチのアイコン的存在「AW50」
BRAUN Watch AW50 ¥35,000
BRAUN Watch AW50 ¥35,000

 

1991年に発表された「AW50」は、数字と分単位の目盛を取り除き、ケースとベゼルを同色にすることにより、ディーター・ラムスが掲げたデザイン定義である“less but better”と“フォルムを超越する機能性”というコンセプトを表現したモデル。日付機能を強調する赤いシェブロンは、それ以降に発表される『BRAUN』のリストウォッチのアイコン的なデザインになるなど、『BRAUN』ウォッチの歴史上でも重要な作品として、現代に受け継がれています。

 

25年以上前にデザインされたにも関わらず色褪せない魅力

 

復刻プロジェクトの発表から約1年半の歳月をかけて、1つ1つのパーツに至るまで正確に、精密に再現するとこに成功したという2つのウォッチ。デザインは勿論のこと、今では少なくなった「Made in Germany」や、当時の化粧箱まで正確に再現しています。 機能性を追求したデザインは、シャープで都会的な印象。装飾の部分を削ぎ落としたミニマムなデザインだからこそ、数字のフォントのかわいさや、ちょっとした色のアクセントが際立ち、印象的な腕時計に仕上がっています。そして、今見ても新鮮さを感じるデザインは、トレンドに左右されない時代を超えた魅力があります。シンプル is ベストな腕時計が欲しいなら、ぜひ『BRAUN』の復刻モデルをチェックしてくださいね。

 

『BRAUN』

http://www.br-time.jp/

 

公式オンラインストア『NORDIC Feeling(ノルディックフィーリング)』

https://www.nordicfeeling.jp/fs/nordicfeeling/c/braun

 

text:宮崎寛子

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