人見知り女子が合コンでタイプの男性とうまくいくには？

勇気を出して臨んだ合コンの場で人見知り女子が何かと気後れしてしまうのは起こりがちです。ですが、せっかく参加した合コンです。気になる男性との距離の縮め方を考えてみましょう。

最高の自分を演出して男女が集まる合コンの場は、それぞれみんなが「華」と同じです。色とりどりの花が並ぶ花屋さんを想像すると、どの花も可憐に自己主張して選ぶ方は目移りしてしまいます。

しかし、店内の片隅に咲きかけの瑞々しい蕾が活けられてあったり、少し寂しげに頭を垂れている小さな花があったりしたらどうでしょうか。そこだけ何だか雰囲気が違うような気がして、注意して見てしまうのではないでしょうか。

巧みな話術で相手を魅了したり、そつのない気遣いで絶妙なサポートをする女性を演じる必要はありません。穏やかな表情で控えめにたたずんでいる方がかえってミステリアスに見え、男性が興味を引かれるという事もあり得ます。

心理学では斜め45度の対角線に座った方が適度な緊張が生まれず、互いに話をしやすいというデータがあります。

また、相手の顔色や全体の雰囲気を見渡しやすいため、対話する対象を的確に捉えやすいようです。病院の診察室を思い出した時、初診の際に問診でいきなり患者の真正面に腰掛けるお医者さんは少ないでしょう。まさにそれと同じです。

真横ではフランク過ぎますし、真正面では不必要な圧迫感が生まれます。人見知り女子にとっては、対人でのプレッシャーは何とか避けたいところですよね。そのため、意中の男性から近からず遠からずの斜め45度の位置取りは作戦としては合理的なのです。

話し上手よりも聞き上手という言葉は、人見知り女子の為にあるような言葉かもしれません。無理に場を盛り上げようとして墓穴を掘るより、徹底して聞き上手になってしまいましょう。

ここで大切なのは意中の相手の話だけでなく、その周辺の人々の話にも真剣に耳を傾けるという事です。一生懸命話す人はやはり周囲の人に聞いてもらう事によって嬉しい気持ちになります。

嬉しいと思う感情は伝染し、場を明るいものへと変化させます。そして、同時に人を楽しい気持ちにさせるような相づちを打つ人は、周囲の人に好印象を与えます。あなたがもしにこにこと楽しそうに相づちを打てる人であったなら、きっとそれを見た意中の男性も嬉しい気持ちになるでしょう。

笑顔に勝る長所はありません。どんなにスタイルが良くても、どんなに頭脳明晰でも、どんなファッションも着こなすモデルのような体型の人でも表情に魅力がない人には好感を持てないでしょう。

赤ちゃんの天真爛漫で無防備な笑顔にはこちらまで口元が緩んでしまいますよね。人見知りだからこそ、表情で勝負です。にじみ出る優しいオーラに、気になる彼もキュンとしてくれることでしょう。