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乾燥、くすみ、エイジングに効く食材は? 濱田文恵さん発・肌に効く食養生レシピ

  • 2018.12.26

「MAQUIA」2月号では、日中美容研究家の濱田文恵さんが、冬の乾燥や血行不良を改善しながら美肌に導く、とっておきのレシピを提案!

日中美容研究家
濱田文恵さん

国際中医薬膳師。LINOME代表。自身のルーツである中医学をベースに、東洋と西洋を組み合わせた「美養法」を提唱。



中国江蘇省出身の濱田さんは普段の食事でも薬膳を取り入れるのが習慣。「おいしくてキレイになれるのが魅力!」


 肌に効くレシピ 

冬のカサカサ肌をしっとり潤わせる

1.ほっこりうるおい養顔湯

肌の乾燥の改善には水分と血を巡らせることがカギ。白い色の白きくらげには水分を巡らせる働きがあり、血を生成し巡りをよくするなつめやクコの実とともに使うことで肌に潤いが。しょうがや卵にも潤い効果があり、しっとり肌に。


・材料(1人分)

なつめ(乾燥)…………2粒
クコの実(乾燥) ……10粒
白きくらげ(乾燥)…2g
水  ……………………………50㎖
しょうが  …………………1枚
甘酒………………………150㎖
卵…………………………1個
黒砂糖……………………適宜


・作り方

1.なつめ、クコの実、白きくらげを水で戻す。なつめはタネを取り除き、せん切りにしておく。しょうがはせん切りにする。
2.白きくらげと水適宜(分量外)を鍋に入れ、沸騰したら中火にし、とろみが出るまで30分~1時間半ほど煮込む(水量が足りなくなったら途中で足してもOK)。
3.白きくらげが柔らかくなったら、一度お皿に取り出す。鍋に水を入れて沸騰させ、なつめ、クコの実、しょうがを入れて5分ほど煮込む。
4.甘酒と白きくらげを加え、甘酒にも熱が通ったら卵を割り入れ2分ほど煮込む。甘みが足りなければ黒砂糖で味を調え、完成。

血行不良からくる肌のくすみを一掃!

2.血色アップサラダ

血の生成と巡りに働きかけるほうれん草に、血を補う効果があり、血を造るのに必要なミネラルも豊富な黒きくらげを組み合わせたサラダ。血液をサラサラにする「甘」の食材の納豆や、「鹹」の食材のめかぶも使ってくすみを一掃。


・材料(2人分)

ほうれん草(サラダ用)…40g(1/3束)
黒きくらげ………………………25g
納豆(タレは不使用)…1/2パック
めかぶ………………………1パック(40g)
黒いりごま…………………大さじ1
しょうゆ……………………小さじ1と1/2
ごま油………………………大さじ1


・作り方

1.ほうれん草を5cm幅程度に切る(サラダ用ほうれん草でない場合は水に20分ほどつけてアク抜きをする)。
2.すべての材料をボウルに入れて混ぜ合わせ、お皿に盛りつける。

肌の新陳代謝を促し、エイジングを予防

3.黒米落花生炊き込みご飯

ともに「甘」の食材であり、先天の気(もって生まれたエネルギー)を巡らす黒米と、後天の気(日々の生活で補うエネルギー)を補ううるち米を組み合わせることで、若々しさを保つ効果が。血の巡りを促す落花生と黒米で新陳代謝も促進。


・材料(2人分)

うるち米…………100g
黒米………………30g
落花生……………20g
水…………………180㎖


・作り方

1.すべての材料を炊飯器に入れ20分おく。
2.炊飯器の炊き込みご飯モードで炊く(炊き込みご飯モードがない場合は、蒸らしの時間を長めにとる)。


MAQUIA2月号

撮影/sono〈bean〉 レシピ製作/濱田文恵 料理製作・スタイリング/竹中紘子 取材・文/和田美穂 構成/山下弓子(MAQUIA)


【MAQUIA2月号☆好評発売中】

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