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週3日だけ営業する至福の喫茶店。「coffee Kajita」を訪ねて

  • 2018.12.18
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コーヒーの味が自分好みで、手作りのスイーツがあって、休日にほっとひと息つける。そんなお気に入りの喫茶店やカフェは見つけておきたいもの。コーヒー好きから“お気に入りの店”としてよく話題に上る、名古屋の「coffee Kajita」をご紹介します。

週3日だけ営業する至福の喫茶店。「coffee Kajita」を訪ねて
週3日だけ営業する至福の喫茶店。「coffee Kajita」を訪ねて

コーヒーを淹れる音が響くような、整理された空間

週3日だけ営業する至福の喫茶店。「coffee Kajita」を訪ねて
コーヒーが香る店内は、静かで落ち着いた雰囲気。キャラメリゼの「クルミ」(500円)も人気のアイテム

一社駅から歩いて5分。閑静な住宅街にひっそりと店を構える、「coffee Kajita」。店長の梶田さんが淹れる自家焙煎コーヒーと、パティシエの奥様が作る手作りスイーツが評判のお店です。

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喫茶スペースはカウンターのみ。アーチ型の枠もかわいいです

扉を空けるとすぐ、コーヒー豆や洋菓子がきちっと並ぶ販売コーナーが。奥には静かな喫茶スペースがあり、目の前では梶田さんが丁寧にコーヒーを淹れています。

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無駄なものはなく、目に入るものすべてが必然性を持って置かれています

白を基調とした店内に、木や皮の質感が心地よいインテリア。小さなボリュームで流れる音楽も、ほっと落ち着ける雰囲気を演出してくれています。コーヒーと向き合う素敵な時間が過ごせそうですね。

農園で異なる豆の特徴を、しっかりと抽出する

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カウンターに座って、コーヒーを淹れる梶田さんの姿を見るのも楽しみのひとつ

「美味しいコーヒーを淹れるためには、すべての要素が大切」と話す梶田さん。生豆の選出、焙煎、抽出、そして空間も。きちんと意識してコーヒーの味を確かめれば、その美味しさもひときわ感じられます。

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豆の特徴を活かし、ゆっくり、丁寧に淹れていきます

梶田さんはスペシャルティコーヒーのみを共同購入するLCF(リーディング・コーヒー・ファミリー)に加盟し、生産農園と関わりながら生豆を仕入れています。
LCFは豆作りのノウハウはもちろん、適切な輸送や保管に関する対策も農園と考え、支援を行っているそう。そんな情熱が、上質な豆の安定供給につながっているのです。

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この日は梶田さんおすすめの「ブラジル」(460円)をチョイス。ナッツのような香ばしいフレーバーが特徴です

そして梶田さんは農園ごとに異なる豆の個性を見極め、それぞれの焙煎度合いを調節。抽出ではお湯を点滴のように垂らし、豆のうま味成分をしっかり出すようにしています。

「最初に濃く抽出して、後は好みの量だけさっと淹れるだけ。豆の個性を崩さないようにするに、そうしています」と、梶田さんは事もなげに教えてくれました。

食材と向き合い、真摯に作られたスイーツも一緒に

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スイーツはテイクアウト可能で、一部、イートインでしか味わえないものも

coffee Kajitaはコーヒーだけではなく、パティシエの奥様が作るケーキやタルトも評判。食材と向き合い、余計な味付けをすることなく、シンプルに仕上げたスイーツはどれも繊細な味わいです。

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季節によって装いの変わる「ミルクレープ」(450円)

「ミルクレープ」は生地を一枚ずつ丁寧に手焼きし、生クリーム、ミカン、オレンジ蜂蜜、ヘーゼルナッツプラリネを重ねました。重ねられた生地の層は見た目も美しく、なめらかなクリームと甘酸っぱいフルーツが見事に調和しています。

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紅玉の皮と芯を煮詰めたシロップに、焼いた果肉を合わせた「リンゴのタルト」(450円)

お客さんの中には、スイーツのテイクアウトを目的に訪れる人も多いそうです。そのため開店から14:00頃までには売り切れることもあるので、早めの来店がおすすめ。

日常の息抜きに訪れたい“お気に入り”の喫茶店

週3日だけ営業する至福の喫茶店。「coffee Kajita」を訪ねて
ことりっぷ

coffee Kajitaの営業日は、月・土・日曜。限られた営業日に感じますが、店が休みの日は豆の焙煎に集中したり、各地のギャラリーや百貨店で「コーヒー教室」を催したりと、梶田さんは常にコーヒーと生活を共にされているそう。

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店内の焙煎機。開店前、朝の5:00から焙煎を始められるそう

「毎日焙煎していますからね。経験を積み上げ、豆の個性をうまく引き出してあげることが大切だと感じます」。そんな梶田さんのお仕事はファンを集め、名古屋市内ではcoffee Kajitaのコーヒー豆を扱う飲食店がたくさんあります。

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クルミをつまみながら、おいしいコーヒーを堪能したい

取材を行ったのは開店前の朝。取材を終えて店を出ると、入り口にはオープンを待つお客さんがすでに列を作っていました。肩肘を張ることなく、日常の息抜きに訪れたくなるお気に入りの喫茶店。こんどのお休みに、ぜひ訪れてみてはいかがですか?

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