1. トップ
  2. レシピ
  3. 忘年会シーズンも太らない!太りにくいお酒の飲み方

忘年会シーズンも太らない!太りにくいお酒の飲み方

  • 2018.12.8
  • 14800 views

この時期は忘年会やイベントなどでお酒を飲む機会が多くなりますが、お酒を飲むと食欲も増して食べ過ぎてしまうので、特に注意が必要です。今回は太らない様にするお酒の飲み方をご紹介します。

1. お付き合いを上手にする

自分のペースで楽しめればよいのですが、お付き合いとなると難しいですよね。グラスにある程度の量をキープしておき、お代わりを促されないようにすると良いでしょう。
気がのらない飲み会などは断る勇気を持ち、休肝日を設けて休ませる事も大切にしましょう。

2. お酒の選び方と適量について

(1) お酒の適量は?

アルコールの種類に関わらずアルコールの多量摂取により、肝臓での中性脂肪の合成が増加します。健康な方のお酒の適量は、1日当たり純アルコールで20gとされています。
ビール500ml、日本酒180ml、焼酎90ml、ウイスキー60ml、ワイン200ml見当になります。

(2) 太りやすくなるお酒の飲み方

アルコールが体内に入るとアルコールの代謝が優先され、食事やおつまみのエネルギーが体内に蓄積されやすくなる為、お酒を飲みながら食事をすると太りやすくなります。飲酒が習慣化している方は、休肝日を作ったり、飲酒の全体量を減らすなどしましょう。

(3) 太りにくいお酒の選び方

ビールや梅酒、甘いカクテルなど糖質を含むお酒は、血糖値を上げ、体脂肪が合成されやすくなりますので、ダイエット中の方は、蒸留酒(焼酎やウイスキーなど)がおすすめです。
糖質フリーのビールにしたり、焼酎は甘いサワーではなく、無糖のソーダや水で割って飲むと良いでしょう。梅には、浄血作用があるので、焼酎に梅干しを入れて飲むのも良いでしょう。
安いワインを何本も飲むより、少し高めのワインにするなど、お酒の質を良くする事は、飲み過ぎを防いだり、悪酔い予防にもなります。

(4) お酒を飲むペース

お酒を飲むペースが速いと中性脂肪値を上げ、飲み過ぎてしまうので、水やウーロン茶を途中で飲んで、ゆっくりとしたペースにすると良いでしょう。

3. 体内リズムや女性周期に見合った飲み方

(1) 夜より昼のほうが太りにくい

夜より昼の方が代謝が高い為、ランチタイムにお酒を飲んだ方が太りにくくなります。食べ過ぎたら、夕食を減らすなど調整がしやすいのもメリットの一つです。

(2) 21時以降は脂肪になりやすい

21時を過ぎたら体脂肪が合成されやすくなる為、お酒を控え、おつまみを摂らない様に気を付けると良いでしょう。お酒からお茶に変えるのも良いですね。ダイエット中は、〆のデザートやラーメンなどはNGです。

4. 飲酒時の食べ方

(1) 飲む前に摂取したい食べ物

空腹でお酒を飲むと血糖値が急激に上がるので、お通しやサラダ、枝豆など食物繊維を含む低カロリーのものを摂取してから飲み始めると良いでしょう。

(2) ご飯を抜くのはNG

夕食時にお酒を飲みたいから、ご飯を抜くという方がいますが、血糖値を乱す原因になります。ご飯をある程度食べながら、おかずをバランス良く摂取し、適量のお酒を楽しみましょう。

(3) おつまみ選びに注意

飲酒をすると食欲が増す為、ダイエット中の方はおつまみ選びに注意が必要です。揚げ物より煮物や蒸し物、刺身などを選び、脂質の多いチーズやクリーム系を避け、脂質の少ない赤身肉や魚、大豆製品を選ぶと良いでしょう。
ビタミンやミネラルを含み抗酸化作用のある緑黄野菜も忘れずに摂取しましょう。

お酒の飲み方は、美容だけでなく健康にも関わってきます。特に女性はアルコールの影響をうけやすいですから、上手に楽しく飲む様にしたいですね。

監修・文章/宮本そのみ(管理栄養士)

元記事で読む
の記事をもっとみる