【実録痴話喧嘩】電話は出ないのにインスタログイン中ってどういうことよ！？もう実家に帰らせていただきます！！

「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので、時に他人の日常を覗き見する行為は私たちの興味をそそります♡ 中でも気になるのが、カップル達の痴話喧嘩。ハタから見れば惚気でも、本人達にとっては生きるか死ぬかのガチの緊急事態!! 愛してるからこそムカつくの! 許せないの! そんな息を飲む人間ドラマをここにお届けします!

今回取材に応じてくれたのは都内在住のOL・M子さん。

彼女：M子さん(29歳・OL)

彼氏：Sさん(27歳・家電量販店勤務・小栗旬似 ただしほうれい線は目立つ)

交際期間：1年半(同棲を始めて半年)

喧嘩理由：1度飲みだすと朝まで帰ってこない程お酒好きの彼。この日も彼の元カノも参加するという高校の同窓会へ出かけていきました。終電で帰ると約束したにもかかわらず、帰って来る気配のない彼に彼女の怒りが爆発!

M子「年上彼女の余裕を見せつける意味でも、笑顔で彼を飲み会へ送り出すことにしたんです。「絶対に終電で帰って来てね」と言う私に、彼は、なつかしの名番組「本当にあった怖い話」の子役のモノマネをしながら「ハイ！ゴローさん！」と元気に発声して家を出て行きました。(今思うと、私ゴローさんじゃないんですが) でも…数時間後…終電の時間をとっくに過ぎても彼は帰ってこなかったんです。」

M子さん、すかさず鬼電を開始!!

※ちなみにLINE電話を極限まで鳴らすと「キャンセル」ではなく「応答なし」と表示されるみたいです。悲しい豆知識（M子さんより）

M子「何度コールしても彼は一向に応答しなくて。思えば、彼がここまで電話に出てくれないとか、折り返しをくれないって初めてだったので凄く悲しかったのを覚えています。もしかして、何か事故でもあったのかな? とも思い出した矢先、ふと、インスタを開いて見たんです。そうしたら、そこには…」

彼のアイコンには煌々と輝く緑色の玉————!!それが示すはオンラインの証!! インスタ見てるなら、着信に気づかないはずがないやろがーーーい!!

M子「完全に、あっちはシカトしてるってことですよね。これには堪忍袋の尾が切れて。頭の中でプッチーンって音がしました。実家まで１時間圏内なので、即効準備して4時代の始発で帰ってやりました!」

さて、ふたりはどうやって仲直りをしたのでしょう？

怒りのあまり実家に帰ってしまったM子さん。その後どうなったのか!? 仲直りまでの軌跡をたどってみましょう。彼から連絡がきたのは昼過ぎだったそう。

M子「や、謝れば良いってもんじゃないですよね? 無視です、無視。」

M子「まぁ、無視ですよね。」

M子「彼からのゴリ押しに負けました。」

ついに、M子さんの心情にも変化が・・！

M子さんが姿を見せると、平謝りする彼。「久しぶりに同級生と集まって楽しくなってしまい、皆で朝までカラオケをしていた。」と弁解してきたそう。

M子「彼の言う事、本当かよって感じですよね？でも実は私、彼がカラオケに居るのは分かっていたんです。と言うのも、彼の友達の女の子のインスタアカウントを突き止めていて、その子のストーリーを凝視していたら気持ち良さそう歌っている彼が写っていたので。もちろんその事は彼には言っていませんが。」

「約束を破ってごめん、今後こんな事はしない、もう一度信頼を取り戻すチャンスをくれ」と泣きそうな顔をしながら弁解してくる彼に、M子さんも根負け。ついに、仲直りへ。

M子「「今後気をつけてくれるなら、仲直りしよう」と私が言うと、彼が手を握ってきて、オー○リーの漫才のようにエヘヘへ〜と笑い合って和解しました。実際、私も別れたいとかじゃなくて、ただ謝って欲しかっただけなので。よくよく考えたらそこまで怒ることでもなかったかもしれないですし(笑)」

結局、M子さんの実家への滞在時間はわずか半日。この後彼と一緒に2人が同棲する家に帰ったんだとか。そのあっさり感にはお母さんもびっくりですね!!（このお騒がせカップルが!）「これからの忘年会シーズン、彼がまた酒に飲まれないか怖い(笑)」とも語ってくれましたが、どうか今後ともお幸せにーーーー!!! 以上、実録痴話喧嘩 M子さんカップルの場合でした♡

〜Fin〜

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Text:Yanagihara Masaki