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体を冷やさないサラダ、胃&腸から温めるスープetc. 冷えを撃退する食事法

  • 2018.12.6

「MAQUIA」1月号では、女性につきもののお悩み・冷え&むくみを改善するための方法を大特集。今回は、体の中から冷えを防ぐ食事法やレシピを伝授!


ストレス、自律神経、血管、リンパ。
セルフチェックでタイプを見極め!

冷え&むくみ解消100問100答


温め食材で体内から冷え撃退

食事編

食べ物の選び方や食べ方次第で冷え予防は可能。内側から温めてポカポカに。


〈教えてくれた方たち〉

ハーバード大学 医学部教授
根来秀行先生

医学博士。専門は内分泌、腎臓病学、睡眠医学など多岐にわたり、国際的に活躍中。


野菜ソムリエプロ

Atsushiさん

漢方養生指導士初級の資格ももつ。おいしくてキレイになれる料理がモデルの間で人気。



Q 毛細血管力の低下を防ぐ食事のとり方とは?

A 食事の間隔をあけ、1日3食規則正く

「1日3食規則正しく食べ体内時計を整えるのが有効。また、空腹になると血管を修復する成長ホルモンの分泌が促されるので食事の間隔は5〜6時間あけましょう」(根来先生)


Q 冷え回避食材を簡単に見極めるには?

A 冬が旬のもの、寒い地域で採れるもの、
地中に育つものが温める

「冬が旬の食べ物や、寒い地域で採れるもの、地中に育つもの(根菜類など)は体を温めるので、これをポイントに食品を選びましょう」(Atsushiさん)


Q 食べすぎは体を冷やす⁉︎

A よくないです。腹八分目に

「暴飲暴食を続けると血圧が上がって血管にダメージを与えます。でも腹八分目にすると血管の内皮細胞が若返り、冷え予防にもつながります」(根来先生)


Q 夏食材は冬に不向き?

A 夏野菜、暑い地域で採れるものは控えめに

「トマトやきゅうり、レタスなどの夏野菜や、バナナやキウイなど暑い地域で採れるものや、あさりやしじみ、はまぐり、海藻類などは体を冷やす作用があるのでほどほどに」(Atsushiさん)


Q 温め効果アップの調理のコツとは?

A 加熱や温め食材と組み合わせて

「体を冷やす作用のある食材は、加熱をしたり、スパイスや香味野菜など温め作用のある食材を組み合わせることで冷えにくくなります」(Atsushiさん)

Q 体を温める食べ物とは?

A 鮭や鯖、ラム、根菜、発酵食品、
香味野菜、スパイスなど

「ラムのほか、鮭や鯖などの魚介類、かぼちゃやしょうがなどの根菜類、味噌などの発酵食品、にんにくやしょうがなどの香味野菜、シナモン、唐辛子などのスパイス類です」(Atsushiさん)

Q ポカポカしてくる肉料理が知りたい

A 「ラムとかぼちゃのスパイス炒め」(Atsushiさん)

材料(2人分)

かぼちゃ...200g にんにく...1片 オリーブオイル...大さじ1 松の実...大さじ1 ラム肩肉(切り落とし)...150g 塩...少々 固形コンソメ...1個 クミン...小さじ1 チリパウダー...大さじ1

作り方

①かぼちゃは食べやすい大きさに切り、電子レンジで4分(500W時)加熱。にんにくは粗みじん切りにする。②フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを炒め、香りが出たら松の実を加え、焦がさないように炒める。③ラム肉を加えさらに炒めて軽く塩をふる。④かぼちゃを加えさらに炒め、潰した固形コンソメと、クミン、チリパウダーを加え、味を調える。

Q 体を冷やさないサラダって?

A 「いわしと香味野菜のサラダ」(Atsushiさん)

材料(2人分)

いわしの一夜干し...2尾 しそ...15枚 みょうが...4個 三つ葉...50g 塩麹...小さじ1 酢...大さじ1 酒...小さじ1 塩...少々 エクストラバージンオリーブオイル...小さじ1

作り方

①いわしを魚焼きグリルで焼き、焼けたら身をほぐす。みょうがはせん切りにする。三つ葉は食べ やすい大きさに切る。②ボウルにいわし、みょうが、三つ葉と、すべての調味料を加えてあえる。

Q ラムで発汗!鍋レシピが知りたい

A 「スパイシーラムしゃぶ」(Atsushiさん)

材料(作りやすい量)

鷹の爪...4本 にんにく...10片 しょうが...60g 長ねぎ...2本 にら...1束 パクチー...100g ごま油...大さじ1 ラム肩肉(切り落とし)...400g 松の実...大さじ2 水...800㎖ 鍋のスープ[昆布だし...16g コチュジャン...大さじ2 しょうゆ...大さじ1 酒...大さじ2 みりん...大さじ2]

作り方

①鷹の爪は輪切りにする。にんにくは1片をそれぞれ1/ 2に切る。しょうがと長ねぎは細切りにする。にらとパクチーは食べやすい長さに切る。②鍋にごま油を熱し、鷹の爪、にんにく、しょうがを香りが出るまで炒める。③鍋に水を入れ、沸騰したら松の実、スープの材料をすべて加える。④ ③に野菜、ラム肉を加える。ラム肉は全体の色が変わったら食べる。

Q 胃&腸から温めるスープのレシピ

A 「しょうがとサーモンのスープ」(Atsushiさん)

材料(2人分)

しょうが...40g 鷹の爪...2本 三つ葉...100g サーモン...200g 水...400㎖ 固形コンソメ...1個 ナンプラー...大さじ2 酒...大さじ1 ブラックペッパー...適宜

作り方

①しょうがはせん切りに、鷹の爪は輪切りにする。三つ葉は1cmほどに切る。サーモンは食べやすい大きさに切る。②鍋に水を入れ、沸騰したらしょうがと鷹の爪、固形コンソメを入れ、5分ほど煮る。③サーモンを入れ、さっと火が通ったらナンプラー、酒を加える。④三つ葉を加え、ブラックペッパーをふる。

Q 効率よくあったまる飲み物は?

A ルイボスティー

「ルイボスティーには毛細血管を増やす作用があり冷え対策におすすめ。ノンカフェインなので夜でも安心して飲めます」(根来先生)

1包で約1.5ℓのルイボスティーが飲めるティーバッグ。プレミアム ピュアルイボスティー 2.5g×20包 ¥834/H&F BELX


MAQUIA1月号

撮影/キムラミハル レシピ作成/Atsushi 料理製作&スタイリスト/竹中紘子 取材・文/関本陽子 和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)


【MAQUIA1月号☆好評発売中】

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