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使いすぎに注意? 専門家が明かす、「日常づかいを控えたいコスメアイテム6」

  • 2018.12.6
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Women's Health

よかれと思って毎日使っているアイテムこそが、トラブルを招いている原因かもしれない。アメリカ版ウィメンズヘルスが医師や美容の専門家に聞いた、「日常的に使うことをおすすめしない6つのコスメアイテム」は日々、取り入れてそうなものばかり。使用を控えた方がいいコスメとは?

毎日の使用は避けた方が無難? ドライシャンプー

シャワーする時間がなくても、これさえあれば安心。水なしで洗浄効果や爽快感が得られ、髪にボリュームを与えることも可能な優れもの! ……のはずだけど、使いすぎてしまうと髪が傷んでしまう可能性も。

「私はスタイリングにも必須なドライシャンプーを愛用しています。でも毎日のように使ってしまうと乾燥の原因となり、髪の毛がもろくなりチリチリしてきます。過度に使用するとドライシャンプーの成分が髪や頭皮に蓄積し、切れ毛やダメージも起こしやすいです」。そう教えてくれたのは、ビバリーヒルズの「Andy Lecompte Salon」の共同経営者でありスタイリストのリーアン・シトロン。

どうしてもシャワーをする時間がないときに使うだけならまだしも、ドライシャンプーに頼りっきりになるのはダメ。2日以上続けて使用するのは避けたほうがいいかも。

使いすぎは逆に乾燥を招く。ディープコンディショナー

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特に乾燥する冬は、保湿効果の高い濃厚なトリートメントで髪をいたわってあげたいところ。でも、製品やラベルに記載されている使用頻度を必ず守ること。多くのものに表記されている「週1〜2回の使用」を超えてしまうと、髪の毛の乾燥がさらに悪化することも

「タンパク質が豊富な、濃厚なトリートメントも過度な使用はおすすめできません」とスタイリストのシトロンは言う。タンパク質が多いものは、髪のpHバランスを崩し、逆に髪の毛を傷めてしまうこともあるそう。もし髪をケアしてあげたいのならココナッツオイルを使い、週1回程度を目安にメンテナンスをするのがおすすめ。

自然治療力が弱まってしまう!? 薬用リップクリーム

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バッグの中を探しては薬用リップを取り出し、頻繁にあれた唇をケアしていない? でも、皮膚科専門医のアニー・チュイ医師によると、薬用リップクリームの定期的な使用は避けるべきだそう。「使いすぎると今度は薬用リップに依存にしてしまいます。かさつきが治ったら、薬用ではないリップに切り替えましょう」とチュイ医師はアドバイスしている。

ニキビの原因になることも!? 化粧下地

化粧下地は毛穴を隠し、メークのノリや持ちまでよくする優れもの! そう思いきや、中には肌と合わない成分を含むものも。

「毎日の使用は避けた方がいいでしょう」とチュイ医師。多くの化粧下地に使われているシリコンが油分や汗によって毛穴を詰まらせる要因となり、ニキビの原因にもなることも。化粧下地は特別な日だけに塗るなどの工夫をして、下地を塗ったら日はしっかり、やさしくオフして。

まつげの乾燥につながる? ウオータープルーフマスカラ

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目力アップに欠かせないマスカラも、注意を払いたいアイテムの一つ。ロサンゼルスでセレブ愛用のメークアップアーティスト、ジェイミー・グリーンバーグは、「マスカラには反対しませんが、ウオータープルーフのマスカラには注意してほしいですね」と話している。

「まつげを乾燥させる傾向にあるため、頻繁に使うことは控えましょう。それでも使いたい場合は、普通のマスカラを塗った上にウオータープルーフのマスカラを重ねるといいでしょう」とグリーンバーグ。

きれいな日焼け肌になりくく、肌トラブルも? セルフタンニング・ローション

紫外線を浴びずに小麦肌になれる夏の人気アイテム、セルフ・タンニングローション。「さまざまな肌トラブルを呼び寄せる可能性もあるので、使いすぎには気をつけましょう」とメークアップアーティストのグリーンバーグは忠告する。

仕上がりもムラになりやすく、しま模様の焼け肌という残念な出来になってしまう人も少なくない。これでは見た目も悪く、自然な小麦肌とは程遠い。使用は特別な日だけにした方がよさそう。

さらにセルフタンニング・ローションに含まれる成分、ドコサヘキサエン酸(DHA)がDNA損傷のリスクに関係する可能性を示唆する研究結果もあるそう。どうしても使いたい場合は、説明書をしっかり読んだ上で使用しよう。

※本記事の化粧品に対するコメントは、取材対象者の見解です。取り上げた化粧品の全てがトラブルを招くわけではありません。

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