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夢のキャッシュレスライフ。 『CAMPBELL COLE(キャンベル コール)』のスリムウォレット

  • 2018.12.4
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数年前から小型財布ブームが続いてますが、ネットワークの普及と共に携帯やカードひとつで支払が完了できてしまう場面が多くなったと思います。追うように小型バッグブームも相まって、大きな長財布はもはやナンセンス。いかにスマートに財布を持ち歩くか、というのが重要なのです。そんなキャッシュレス社会は海外に目を向ければ、もはや当たり前のこと。

 

希少なバケッタ製法で職人が丹精込めて

スリムウォレット各¥32,000/CAMPBELL COLE(メイデン・カンパニー)

 

イギリス・ノッティングガムで2012年にスタートした『CAMPBELL COLE(キャンベル コール)』。デザイナーは同国出身のIan Campbell Cole(イアン キャンベル コール)とFelicity Baggett(フェリシティ バゲット)の2人が立上げたレザーブランドです。イタリア・トスカーナ地方の伝統的な手法である、ベジタブルタンニンで時間をかけて舐めしたバケッタ製法のレザーを使用。手間と時間がかかることから、継承者が少ないため現在では希少な製法です。そのレザーを英国内で卓越した技術をもつBespoke Manufacturing(ビスポーク マニュファクチャリング)という工場で生産。まだ若いブランドながら、高い品質を誇るレザーアイテムを展開しています。

 

デザインをし過ぎない、ミニマルさ

 

バケッタ製法で作られたアイテムの魅力は経年変化を楽しめること。個々でエイジングが異なり、自分だけのウォレットに仕上がります。余計な飾りがないシンプルなデザインは、“understated(アンダーステイティド)”と言う、装飾を排したミニマルさを追求した考えが根底にあるから。カードは6枚程収納できて、後はコインケースのみ。この潔さによって、最小限の機能性を宿したスマートなウォレットが完成したのです。

 

ビギナーはちょっとしたお出掛けのセカンド財布として

 

このスマートなデザインが出来た背景は、ヨーロッパで既にキャッシュレス化が進んでいること。日本でも徐々にその波はきていますが、やはりお札と小銭は必要にかられる場面も多いはずです。そんなビギナーには、メイン財布と別にちょっとした買い物や、ランチの時などセカンド財布として使用することから始めても。またはキャッシュカードやポイントカードなどを持ち歩かない、海外旅行の際にデビューするのもおすすめ。最初は心許ない気になりそうですが、財布の大きさでバッグのサイズを気にすることもなく、何よりスマートに持ち歩けることに感動します。そして自分がいかに、様々なしがらみを多く持ち歩いていることに自然と気づくはず。スリムウォレットと共に、気持ちも軽くして、キャッシュレスライフを楽しみましょう。

 

 

メイデン・カンパニー

03-5410-9777

http://www.maiden.jp

 

photograph:kimyongduck

styling:Mari Nagasaka

hair&make:Daisuke Yamada(Cake)

model:Rio Kajiyama

text : Shizuka Takehara

 

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