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「ありたい自分である」意識を持つと世界は美しく動き始める!

  • 2018.11.29
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「幸せな恋」をしたい女子の皆さま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。前回私は、素敵な恋をするためにも、「なりたい自分になる」という概念を改めて、「ありたい自分である」ことを意識しましょうと書きました。今回は、その具体的な方法とメリットについてです。

「ありたい自分」とは?

「ありたい自分」とは、「自分がどういう存在でありたいか」ということです。

イメージが掴みづらいという人は、「自分が死ぬ時にどういう存在でありたいか」を想像してみると、考えやすいかもしれません。

ちなみに、私の場合、死ぬ瞬間には「人を愛する人でありたい」と思います。そしてその時に、「自分自身に特定の愛する人がいようともいなくとも」また、「誰にも知られてなく」「愛されてもいなかったとしても」、「愛する人でありたい」と思います。

主体的な自分の姿勢として、愛を発信する人でありたいと思っているのですね。そして、その「死の瞬間」というのは、実は今この瞬間かもしれないわけですから、「なら、たった今、愛する人であろう」と思います。私のケースでは、「ありたい自分」というのは、「愛する人である」ということです。

死を意識すると「条件」が外れる

更に言うと、そこに条件は付きません。申したように、「人はいつ死ぬかわからない」以上、「愛されたら愛する」とか、「人に認められていたら愛する」みたいなことにしてしまうと、愛されてなかったり、認められてなかったりした時に死んだとしたら、自分の姿勢を悔やむでしょうし、嘆いて終える気がします。

つまり、「ありたい自分である」というのは、自分がどういう存在感で、世の中と関わっていくかということですが、実は「個人が決められる/コントロールできること」って、それだけなのだろうとも思います。そしてそれで十分で、「ありたい自分である」中で、夢や目標を設定してゆくーーと、安定感を持ちながら、夢に向かえると思うのです。

ありたい自分は今すぐにできる

なぜかと言うと「ありたい自分である」ことは、たった今すぐできることだからです。「こういう自分になりたい」と考えると、「そのためにまずはこれをしよう」とか、「こうなったら実行しよう」とか、実現までにタイムラグが生まれます。すると結局行わないままで、後悔ばかりが残ることにもなりかねません。けれど、「ありたい自分である」というのは、たった今の「姿勢」のことですから、誰でもたった今実現できるのです。

しかも、「ありたい自分」について、意識を持てるようになると、様々な判断の迷いが減り、悩みも減ってゆきます。例えば新しい仕事が降りかかってきたときに、「それはありたい自分に叶っているか」を考えて判断できるようになりますし、トラブルが降りかかったとしても、(そのトラブルは自分とは関係ないので)、トラブルに振り回されることなく、「ああ、トラブルが起きたな」と客観視できるようになります。

自分と「自分以外」の範囲が決まる

しかし「ありたい自分である」という意識がないと、こうはいきません。

例えば、打ち合わせに出かけるときに、同僚のミスが発覚し、対策に追われて打ち合わせ時間に調整が必要になったり、先方に迷惑をかける事態になったとしても、「愛する自分である」意識があれば、「愛を持って対応する」ことが主なテーマになっていますので、まったくもって動じません。

しかし「なりたい自分になる」というような「未来志向の意識設定」だと、なりたい自分になりたいのに、「今」を他人に振り回されていると感じ、イライラしたり、「なりたい自分になれないジレンマに苦しむかもしれません。こう考えると、「ありたい自分である意識を持つ」と、自分の責任範囲と、自分以外の責任範囲の線引きがしっかりするーーということにもなるのかもしれません。

世界と調和できる

つまり、世の中って何でも自分の思い通りになるわけではないですよね。誰もがいろんな思惑を抱えて生きているわけですし、自然の脅威だってある。

その中で、自分の思い通りにできるものが、「自分の意識である」とわかれば、世の中のいろんなことが受け入れられる気がします。しかし自分は自分の意識内で、ちゃんと思うとおりにやっているのだから、「達成感」もあるでしょう。

そう考えると、「ありたい自分である」ということは、世の中を受け入れて、そのうえで、自分らしく生きる最高の策なのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

「今の自分が今一つ、弾けていない」「モヤモヤする」と思う人は、ぜひ、この考えを取り入れて、実践してみてほしいと思います。

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