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鶏むね肉で時短&ヘルシーごはん! 「鶏むね肉とかぼすの重ね蒸し」

  • 2018.11.27
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ここ数年、鶏むね肉ブームが続いています。コンビニの「サラダチキン」は定番化して、味のバリエーションも増えてきました。

鶏もも肉と比べると、低脂肪・高たんぱくで価格もお手頃。スーパーの特売になっていることも多い食材です。

塩こうじ砂糖、酒で肉をやわらくする調理法もありますが、今回は漬け込み時間なし!

スーパーで買い物して、帰宅してすぐに作れるレシピを紹介します。香味野菜と柑橘の「香り」を生かしたレンジ蒸しです。



■「鶏むね肉とかぼすの重ね蒸し」レシピ

調理時間 10分


<材料 2人分>
鶏むね肉 200g
春雨(乾燥) 30〜40g
かぼす 1個
長ねぎ(白い部分)10cm(18g)
しょうが 15g
にんにく 1かけ
ごま油 小さじ2
塩・こしょう 各少々

<作り方>
1、春雨はゆでて食べやすく切る。長ねぎ、しょうがはみじん切り、にんにくは薄切りにする。
2、鶏肉は皮をとり、厚めの削ぎきりにする。幅広いところは半分に切り、塩・こしょうをふる。



3、フライパンにごま油を入れて熱し、長ねぎ、しょうが、にんにくを炒め、水を20ml入れて塩少々を味をふる。



4、耐熱皿に春雨を敷き、鶏肉と輪切りにしたかぼすを交互に重ねて円形に並べる。


ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分加熱する。


肉をひっくり返しラップをかけて1分30秒加熱し、1分ほど庫内においてからソースをかける。


冷蔵庫から出したばかりの冷たい鶏肉を加熱するとかたくなるので、買い物をして帰宅してすぐに調理するくらいがちょうどいいのです。

冷蔵庫に入れてある肉で作る場合は、20分ほど室温においてください。かぼすの皮や種から苦みも出るので、気になる方は半分に減らすか、肉をひっくり返すタイミングで除いてください。


■春雨に鶏肉から出たスープを吸わせて
からめて食べるからしっとり!


鶏むね肉は加熱すると水分が出てしまうのですが、そのスープを受け止める春雨を敷いておくのがおいしさのポイント。春雨をからめながら食べると、しっとりして格段に食べやすくなります

時間に余裕があれば、前夜か朝のうちに春雨をゆでてタッパーに入れておけば、材料を切って並べて速攻でレンチンできます。

お肉は、はじめから小さく切ると縮んでかたくなるので、大きめに切って蒸してください。食べたり噛んだりする力が十分に育っていない子どもには、食べるときに小さく切ってあげましょう。

鶏もも肉は脂があるので、やわらかいのですが、脂が少ない鶏むね肉はしっかり奥歯で噛めるのでアゴの発達にもつながり、成長期の子どもにはうれしいところ。よく噛んで食べることで食べ過ぎ予防にもつながります。

■とり除いた鶏皮でもう1品!
「鶏皮ときゅうりの和え物 梅にんにく風味」


<材料 1人分>
鶏皮 1枚
梅干し 1個
きゅうり(せん切り) 1/2本分
にんにく(薄切り) 1/2かけ
サラダ油 小さじ1
しょうゆ 2~3滴

<作り方>
1、鍋に湯を沸かし、鶏皮をゆでて細切りにする。

2、フライパンににんにくとサラダ油を入れて熱し、鶏皮を焼いて焦げ目をつける。

3、きゅうりはせん切りにして、ちぎった梅干し、2の鶏皮と和え、しょうゆをたらす。


「鶏むね肉とかぼすの重ね蒸し」と同じ日に作らなくても、鶏皮だけゆでおきし、翌日は「2」の工程からスタートしてもOK。

香ばしく焼いた鶏皮と梅にんにくが後を引くおいしさです。お手頃価格の鶏むね肉で2品できます。ぜひお試しください。

(大久保 朱夏)

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