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いつものメイクも1ポイントで見違える。人気ヘアメイク・小田切ヒロさんに聞くイベント時期の簡単必殺メイク

  • 2018.11.21
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2018年11月8日(木)、総合刃物メーカーの貝印創業110周年記念イベント「KAI BEAUTY LESSON」が開催! 日本すっぴん協会では、登壇されたヘアメイクアップアーティスト・小田切ヒロさん(LA DONNA)に、来る冬のイベントシーズンに向けてメイクもブラッシュアップしたいこの時期、シチュエーション別に、1ポイント意識するだけでいつものメイクの底上げにつながるメソッドを伺いましたよ。

日本すっぴん協会

オフィスでは絶対的に“湿度の高いクリームチーク”。くすみ系ピンクを選ぶと吉!

オフィスにチークが必要な理由について小田切さんは「時間の経過につれてお顔の血色が悪くなり、オフィスの蛍光灯やダウンライトの下ではそういったくすみがネガティブに見えがち。そういった時は、 “湿度の高いクリームチーク”に頼るのがおすすめです」とコメント。

時には強めの冷暖房で乾燥が気になることもあるオフィスですが、 「(肌に)“乾き”があるとムラに見えたり、変にくすみが早くなったりしてしまう」そうで、室温や体温に左右されない湿度の高いクリームチークがおすすめなんだそう!

その中でも、小田切さんが勧めるのは「くすみ系のピンク」。

「くすんでしまうから明るいピンクやオレンジを選ばれる方も多いかもしれませんが、くすみに対して相反する明るい色を持っていくと、時間の経過が汚く見えてしまう原因になりかねません。 くすみ系のピンクであれば、くすみといっても透明感のあるくすみでのせたてはキレイ。けれどもトーンの下がった色味のものなので、時間の経過とともにあらわれる肌のくすみと、くすみチークの雰囲気がどんどんマッチしてくるんですよ」。

≪オフィス番外編 何より“細部”を仕立てて≫

また小田切さんによると、オフィスでは何より細部を仕立てることも大切だそう。

「全体的にオフィスメイクでは、細部が大切です。眉尻や目じり、毛先といった“細部”をきちんと仕立てることで、洗練された雰囲気が生まれ、仕事もできる印象に見せることができますよ」。

いま“旬”な眉をつくるツールは?

貝印「cosmeup アイブローブラシ」(972円/税込)

日本すっぴん協会

今季の眉は眉頭の毛が立ち上がった“3Dの毛感”がポイントだと小田切さん。 「眉の毛量が少ない方にもおすすめのアイブロウのツールは毛先が細くなっているもので、ブラシを寝かせずに立てて使うと、繊細な細い線が描けます。 (ブラシを立てた状態で)パウダーをとったら、眉を塗りつぶすのではなく毛を1本1本移植するような感じで描いていきましょう。ポイントは、特に眉頭1センチの毛を立てること。こうすることで、立体感のある抜け感や、垢抜け感が叶いますよ」。

外でのデートは、赤リップ1本でコントロールが吉

「外でのデートは、自然光の下で如実にいろいろなものが見えてしまいがち。アイもチークもしっかりメイクしてしまうと、人工感やカバー感が生まれてしまいます。 けれども、やっぱりデートをしている男性って、相手の“素”っぽい感じに好意を持っていることが多いと思います。ですから、変にデコレーションしたラメだったり、そういったものが自然光で見えると魅力が半減してしまいもったいない。外でのデートは極力“素”っぽくつくっておいて、リップ1本でコントロールするのがおすすめですね」。

その中でも小田切さんが推すのは、赤いティントリップ+リップクリームづかい

粘膜に近い赤を選べば、女としての新鮮さや高揚した印象を演出することができます。 そして、カサカサの唇ではどうしても女度が落ちてしまいますから、ティントの上にグロスではなく、リップクリームをとんとんと重ねましょう」。

元からリップが色づいているようなティントに、自然なツヤをつくるリップクリームづかいなら、キスにも一歩近づくかもしれませんね!

いま“旬”なリップをつくるツールは?

貝印「cosmeup アイシャドウチップ M」(356円/税込)

日本すっぴん協会

「くっきりしているリップは攻め顔の印象が出てしまったりするので、色は赤でもぼかしを効かせてふわっと仕立てることで好印象に。リップは唇の輪郭をとらず、フチをぼかすことが今季のポイントです。 ラフな感じに、ぽんぽんと適当にリップを唇にのせたら、アイシャドウチップを使ってぼかしていきましょう」。

暗い照明では“光”を味方に。「低いところに練りハイライト」が女として旬な印象に!

イベントシーズンの冬、暗い照明のレストランやバーなどでデートを予定している方もいるのでは? ということで、こういったシチュエーションでも1ポイントでいつものメイクを底上げするコツを伺いました。

日本すっぴん協会

「夜のバーなどでは、顔には必ず影が落ちます。影が落ちる分、光をプラスすることが鉄則。ジュエリーをつけていなくても、ジュエリーを仕立てたようなラメや、スポットライトが当たったときに光るつや感によって、少し高揚しているような雰囲気に見せることができます」。

中でも “低いところに湿度高めの練りハイライト”が、絶対的におすすめだと小田切さん。

「ルミナイザー(クリームタイプのハイライト)を使えば、内側がうるおっているように見せることができ、そのうるおい感は“女として旬”な印象をも生みます。 TゾーンやCゾーンにハイライトを入れると構築感が出てしまいますが、“鼻根”の低いところにハイライトを入れることによって、透明感やピュア感が出てくるので、デートの時のみならず、大事な商談などのときにもオススメですよ」。

≪番外編 アイホールのラメづかい≫

「場合よっては、ジュエリーをつけ忘れてしまった、背伸びをしたレストランなどに来てしまったと感じるようなこともあると思います。そんな時は、ジュエリーのようなラメを目元に仕立てしましょう。 グリッターや、ラメのシャドウをアイホールの真ん中に一筋スッと入れてみてくださいね!」

いかがでしたか? 大事なイベントシーズンは、自信をプラスできるような1ポイントをメイクでONして、より一層素敵な私で挑んでみてくださいね。

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