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「高尾山トリックアート美術館」はSNS映えの宝庫

  • 2018.11.19
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東京・八王子「高尾山口駅」から徒歩1分のところにある「高尾山トリックアート美術館」は、見る角度や触れることで景色を変えるトリックアートを250面展示しています。巨大な万華鏡も展示されており、その美しさは一度しか見られないのだそう。トリックアートや万華鏡など、ユニークな展示で一日中楽しめる美術館です。

国内最大級のトリックアート美術館

1996年4月にオープンした「高尾山トリックアート美術館」は国内最大級のトリックアート美術館といわれており、B2F~2Fまで、250面という圧倒的な展示数と広さで多くのトリックアートを楽しむことができます。”あたかもそこに本物が存在するが如く”がテーマなのだそう。

建物の外観から大きなトリックアートがほどこされ、入館する前からトリックアートを楽しむことができる美術館です。

トリックアートの魅力

トリックアートは、「アナモルフォーズ」を用いた手法です。「あたかも本物が存在するが如く」をテーマに創造されたトリックアートは、見る人と画家との戦いでもあります。人間は、ものを正しく判断しようとする本能がありますが、それと同時に思い込みや先入観もあるため、目で得た情報を脳が誤って理解し、錯覚をすることが多々あります。

トリックアートはその錯覚を利用していて、”だまされる快感"や"トリックをあばこうとする楽しみ"が「高尾山トリックアート美術館」の醍醐味です。

近年、”だまし絵を見るだけで脳が活性化される”という世界中の研究者たちによる研究結果もあり、トリックアートは楽しめるだけでなく脳にもいいアートです。

写真撮影OK!ありえない一枚を残して

「高尾山トリックアート美術館」では写真撮影OKなので、トリックアートと一緒に撮るとアートの一部になれます。250面どこでも写真は撮り放題なので、高い場所から板を渡ってみたり、スフィンクスにぶら下がってみたり、非現実的なトリックアートと一緒に写真に映って思い出の一枚を残してみませんか。

"どうやって撮ればいいかわからない”という方のために、綺麗に撮れる場所を教えてくれるわかりやすい目印がところどころにあり、スタッフも点在しているので、困ったら声をかけてみてくださいね。

関東最大の万華鏡でみる"一度だけの模様"

トリックアートのほかに、万華鏡もたくさん展示されています。

万華鏡の巣窟

万華鏡の第一人者「山見浩司」によってプロデュースされていて、床には大型万華鏡4台、壁には2面鏡、3面鏡、4面鏡と趣の変わる万華鏡を設置しています。1分間に1回転する特殊モーターを使用した巣窟は、飽きることのない景色を見せてくれます。

特大万華鏡

全長5m以上、直径1.2m以上の関東最大の万華鏡。この万華鏡は4600億年に1度しか同じ模様が見えないそう。”いま”、"一度"しかみることのできない模様を体験してみてはいかがでしょうか。

ほかにも”飛び出す万華鏡”や”両面万華鏡”があります。両面万華鏡は覗いた人の顔で万華鏡が出来上がり、鏡が顔でいっぱいになる面白い万華鏡です。

一歩入ればトリックアートの"虜"

一度足を踏み入れると魅了される、トリックアートの世界。クジラに食べられそうになったり、絵画の一部に入ってみたり、現実ではありえない風景を写真に収めていくうちに、気づけば夢中になってしまいます。不思議なトリックアートの世界に足を運んでみてはいかがですか。

スポット情報

  • スポット名:高尾山トリックアート美術館
  • 住所:八王子市高尾町1786
  • 電話番号:042-661-2333
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