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覚えておこう!生理のリズムに合わせて取り入れるスキンケア法

  • 2018.11.16
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生理日を示すカレンダー

■生理期間と肌の関係

お肌の調子をたしかめる女性

生理の期間によってお肌にも影響があることを知っていますか? 女性は生理のリズムを境に2種類のホルモンの変化があります。

(1)プロゲステロンの分泌が盛んな時期
生理が終わった約2週間後に排卵が起こります。その排卵から次の生理に向かって増え、生理が始まると同時に減少するのが「プロゲステロン」。生理前にできるニキビや肌荒れなどの肌トラブルや体のむくみや気分が憂鬱、イライラするなどといった症状に関係があります。

(2)エストロゲンの分泌が盛んな時期
体質や生理周期によって個人差はありますが、生理初日から徐々に増え始め、排卵日に向かって減少する「エストロゲン」は、生理が終わるとお肌の調子がいい、体が軽い、気分がいいといった症状に関係あります。

■生理の周期にスキンケアの仕方を合わせよう

季節の変化によってお肌に受けるダメージが違う、体調によってお肌のコンディションは違うなど、年じゅうお肌の状態が同じというわけではありません。それなのにスキンケアの仕方はずっと同じということはありませんか? その中のひとつにある「生理の周期に合わせてスキンケアの仕方を変える」ということも覚えておきたいポイント。

(1)生理前~生理になるまでの約10日間のスキンケア

コットンで保湿する女性

排卵後から生理になるまでは約2週間と言われており、この時期は「プロゲステロン」の分泌が盛んな時期でお肌だけに限らず、体や気分まで不安定な時期になりやすいいですね。
特に、ニキビや吹き出物、顔のむくみなどが現れやすいので、とにかくおこないたいのは「たっぷり保湿をおこないリラックスすること」です。

化粧水や美容液などは保湿タイプのものにして、クリームでマッサージをしたり、クリームパックをおこなうなど水分と油分をていねいに重ねて保湿することを徹底しましょう。好みの香りを部屋にくぐらせて部屋でリラックスすることもいいですね。

(2)生理中の約7日間のスキンケア

シートパックをしてリラックスする女性

生理が始まると「プロゲステロン」も「エストロゲン」の分泌も下がり、お肌は比較的安定しやすくなります。しかし、体がむくんだり気分的なだるさなどもあるので、活動的になったりハードなスキンケアをおこなうのは控えて「リラックスを心がけること」が最優先です。
化粧水とシートマスクをお肌に乗せた後に「ホットタオル」をお顔の上に乗せて温めたり、アロマをたいて香りを嗅いだり、オイルで優しくマッサージをするなど体を癒すことをおこないましょう。

(3)生理後~排卵までの約10日間のスキンケア

エステでお肌のメンテナンス中の女性

生理が終わると「エストロゲン」の分泌が高まり、お肌の調子も体の調子もいいと感じる方が多いのではないでしょうか? 水分と皮脂の分泌バランスが取れていることでお肌の調子がいいと感じます。
この約10日間の間に角質パックでターンオーバーを整えたり、肌の奥深くをエステでケアするとより効果的です。

このように、生理のリズムよってホルモンが変化することで、お肌や体の状態にも違いがあります。ニキビが出たり肌荒れが起きているときはハードなケアではなく、保湿とリラックスを取り入れたり、生理が終わった後にスペシャルケアやダイエットをスタートさせることがオススメ。自分自身の体のリズムやサイクルに合わせてスキンケアに変化をつけるとより美肌に近づきますので参考にしてみてはいかがですか?

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