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ユナイテッドアローズが新ブランド立ち上げ 生産パートナー企業と提携して卸展開

  • 2018.11.15
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ユナイテッドアローズ(UA)は、2019年春夏シーズンから、世界および日本の優れた工場や職人と協業する新ブランド「フィータ(PHEETA)」をスタートする。UAは企画・デザイン・生産監修・展示会運営と卸先開拓のサポートを担当し、実際の卸販売は提携する生産パートナー企業が行うというもので、同社にとって新しいビジネスモデルになる。デビューシーズンは、同社のエイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)、UA新宿店、神戸三宮店、横浜店に加え、他社セレクトショップ、百貨店などへ卸す予定だ。

ブランドコンセプトは、“繋(つな)ぐ服”。同社が展開していたブランド「アナザーエディション(ANOTHER EDITION)」でクリエイティブディレクターを務めていた神出奈央子がディレクターを務め、服飾生産の技術や文化を継承し、長く大切に引き継いでいけるようなモノ作りを行う。さらに、“繋(つな)ぐ服”を体現すべく、引っ掛けや破れによる破損部分のリペアや、汚れや変色による染め直しの推奨など、長く着用できるアフターケアサービスも実施する予定だ。

ファーストコレクションは、インドのレース工場と協業。同工場が持つ19世紀初頭に開発された希少なボンビーレース機から生まれるリバーレースを使用。ウィメンズを中心に全8シリーズ23アイテムをそろえる。

アイテムは、ワンピース(3万〜8万円)、長袖ブラウス(2万1000〜6万円)、半袖ブラウス(1万6000〜5万円)、ボトムス(2万5000〜6万円)。公式ウェブサイト、インスタグラムを12月中旬に公開する。

今後は、現在の協業先に限らず、世界の優れた技術や職人との協業を増やし、展開アイテム・カテゴリーを拡大していく。

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