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20代と30代で変わった?男子が彼女に求める条件

  • 2018.11.13
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一般的には、年齢とともに、性愛と愛のバランスが良くなってくるので、「歳をとって落ち着く」人が多いですよね。なので、たとえば、20代は遊びまくって、30歳ギリギリの29歳と11ヵ月のお誕生日に結婚する女子というのは、「お利口さん」の極みみたいに思います。

さて、今回は、20代と30代とで、男子が求める彼女像がどう変化するのか、について、一緒に見ていこうと思います。

目に見えるものから見えないものへ

一般的に、20代ではわからなかったけど、30代になるとわかることってあって、それは例えば「自分が何をしたいと思っているのか」です。具体的には、自分がどのような仕事をしたいのか、とか、自分がどのような人生を送りたいと思っているのか、など。

これがわかれば、ある意味最強です。なぜなら、自分が求める彼女像が明確になるから。

明確じゃない時は「やっぱりおっぱいが大きな彼女がいいなあ」とか、「やっぱりおとなしそうに見えて、じつは超エロい子がいいな」なんて、頓珍漢なことを口走るんですよ、男って、アホだから。

でも明確になると、ルックスがどうとか、そういうのは「そもそもわかっていること」として処理され、「ルックスうんぬんではなく俺の仕事に理解を示してくれる彼女が欲しい」などと思うようになるのです。あるいは、「自分の人格を(精神を)支えてくれる器量を持った彼女が欲しい」など、心とか精神という目に見えないことを基準に彼女を選ぶようになります。

もちろんルックスなどの目に見えるものも考慮するのだけれど、見えるものの優先順位が下がるんですよね。

女っぽさより「人として分かり合えるかどうか」

何歳になっても、男にとって女とはミステリアスな生き物だから(=男と女は別の生き物だから)、男は「女らしいところ」を探し、そこに惚れます。

でも、30代になると、「それだけ」だと疲れてくるんですよね。「女っぽさを100%出してくる彼女のことが理解できない!」なんて悩み、考えることに疲れてくるのが30代です。

そして、疲れつつ、隣を見たら、カップルで同性の友達かのように仲睦まじくしているふたりが目に入るのです。「女っぽさに惚れやすい俺だけど、彼女として付き合う女性は、同性の気の置けない友達みたいな人がいいなあ」彼はある日、ふとこう思うのです。
つまり、男女の「ちがい」ではなく「同じところ」に意識が向くようになるのです。これはきっと、女子も同じじゃないでしょうか? ちがう?

「幻」を追いかけることが減る

男子って、女子の「顔」に恋します。卑近な例だけど、たとえば風俗店で遊ぶ女子を選ぶ時、「元カノの顔に似ている」とか「初恋の、キスをしそこなった**ちゃんに似ている」という基準で選ぶんですよね。
元カノも、初恋の相手も、彼の記憶の中にのみ存在している女子、つまり幻です。

そういう幻を追い求めて、いかに風俗店でお金を使おうと、また、いかに出会い系アプリにお金を落とそうと、また、いかに合コンで頑張ろうと、無理なものは無理――ヘトヘトになった30代に、男たちはこう思い知ります。

つまり、男は、30代になると、幻を捨て、現実の女性に恋することを覚えるのです。覚えるのです、というか、幻と現実の違いにやっと目覚めるのです。

いかがでしょうか。

書きながら思ったのだけど、20代なんて、ホントに子どもです。恋愛幼稚園に通っているようなものです。

でも、子ども時代に、精一杯汗をかいて遊ばないといいオトナになれないように、20代のうちに痛い思いをしながら、切ない思いをしながら、精一杯恋愛するから、無事に、なんとか人並みに30代になれるのです。
20代を適当にやり過ごしてきたら……そのツケは、かなり莫大な負債として40代50代、場合によっては一生ついてまわるのです。

男子も女子も、20代のうちにいっぱい傷ついて、いっぱい切ない思いをすべきです。楽しい恋愛をするのに越したことはないけれど、痛みも味わっておくことです。

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

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