老舗八百屋がプロデュース。緑の中で、季節の野菜やフルーツをたっぷりと味わえるカフェ「Horita205」

明治11年創業。金沢の高級料亭やこだわりの飲食店もひいきにする老舗八百屋、堀他が、パティスリー＆パーラー「HoritaA205」をオープン。店名の「205」は、市場でセリの際に使う番号なのだとか。緑に囲まれた気持ちの良い空間とたっぷりの野菜・果物を使った色とりどりのメニューが、お腹もココロもいっぱいにしてくれます。

自然を感じるナチュラルな空間

金沢市郊外の静かな住宅街にオープンした「Horita205」。店内は、白を基調に無垢材の床をはじめ特注のテーブルや椅子など木がふんだんに使ったナチュラルでおしゃれな空間。1階はオープンキッチンがあり、大きなガラス窓から周囲の緑や光を感じられる開放的で心地よいフロアです。2階は医王山や金沢の街並みが目前に広がる展望エリアとなっており、一人でゆっくりとすごしたい人にもおすすめ。そのほか、爽やかな風が吹き抜けるテラス席も用意されています。

八百屋ならでは！野菜・果物もりだくさんなメニュー

9時～11時までは、多種類の野菜や果物を盛り込んだサラダと金沢の人気ベーカリー「こくう」のパンをセットにしたモーニングを提供。ドリンク＋200円というお手頃価格なので、遅めのブランチにも使えます。

11時～14時までのランチタイムには、美しく盛り付けられた野菜をディップで食べるサラダパフェ（1620円）とチョップドサラダという老舗八百屋ならではのメニューが楽しめます。

大きなボウルで提供されるチョップドサラダ（1296円）は、そのボリュームのみならず、平均20前後、季節によっては30種もの野菜や果物が入っているのだとか。味をまとめるドレッシングは人参、大葉など季節の野菜をふんだんに使った自家製で、最後まで飽きずに食べられるよう各食材で切り方や調理法が変えられており、ひと口ごとに歯ごたえや甘み、香りを楽しむことができます。トマトやゴボウ、春菊といった季節野菜のスープや日替わりの1品、炊き込みごはんまたはフレンチトーストもついた、食べごたえはあるのに体にやさしいランチです。

今秋は新たに、チーズフォンデュ（1706円）も登場。アツアツのチーズに旬を迎えたキノコや根菜をくぐらせて食べれば、気持ちまで温かくなれそうです。

季節限定メニューも注目！気分も上がるパフェ

たくさんのフルーツが器を彩る華やかなパフェも人気。
プロの目利きで厳選した食べごろ果物をふんだんに使い、ソースやジェラートまで果汁を搾ってつくる自家製です。

半分までは縦に掘るように食べ進むと、果物、ジェラート、玄米フレークをバランス良く味わえるとのこと。オレンジのジェラートベースのパフェユニバーサル（1490円）などの定番ほか、果物の旬に合わせて季節限定パフェもあります。今秋のおすすめは、安納芋と焼りんごの「ぷるっく（1782円）」。
果物の状態を見極めて提供しているとのことなので、お目当てのパフェはお早めに！

八百屋らしさが光るオリジナルスイーツ

店内の一角にあるスイーツショップでは、ケーキや焼き菓子、フルーツジュースなどのオリジナル商品を販売しています。

ショーケースに並ぶケーキもまた果物がおしみなく使われており、そのカラフルさに目を奪われます。フルーツのみずみずしさや爽やかな酸味を感じられるよう大きくカットしてあるのも八百屋プロデュースの店ならでは。14時～カフェタイムには店内でも本日のスイーツセット（840円）で味わえます。


金沢の食を支えてきた八百屋がプロデュースする店「Horita205」。新鮮でおいしい野菜や果物を味わいにぜひ出かけてみてください。