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食器も冬支度しませんか?キュートだけど圧倒的に使いやすい木のお皿

  • 2018.11.8
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食卓に笑顔をもたらしてくれるような、あたたかな手彫りのイラストが描かれた宮内知子さんの木皿。お料理の下から覗く姿までもが可愛らしく、唯一無二の世界観を持っています。毎日の食事を更に心温まるものにしてくれる作品たちを、どうぞご覧ください。

毎日の食卓に並べたくなる絵柄が魅力的

木地に彫りこんだイラストに漆を埋めて色を付けることで、ぬくもりあふれる作品を制作している宮内知子さん。時計やブローチなどさまざまなプロダクトが展開されていますが、今回は毎日の食卓に並べたくなるお皿たちをご紹介します。使うたびに気持ちをほっこりさせてくれる質感や愛らしい絵柄たちの魅力に、きっとあなたも惹き込まれるはず。

お皿の中を鳥が羽ばたきます

宮内さんが作るお皿の中に広がる世界は、どれもやさしげな雰囲気。動物のモチーフが描かれている作品も多く、その中でも特にわたしが好きなのは鳥が飛んでいるシリーズです。
左の八寸皿(直径24cm)は虎の毛並みのような木目を持つナラ製で、何羽かの鳥が同じ方向を向いて羽ばたいているさまが素敵。右の七寸皿(直径21cm)は、粗い肌目が特徴的なタモ製。その上に一羽の鳥が薄く影を落とすように描かれ、インパクトがありつつも木のあたたかみを存分に感じられる一枚になっています。

木を描いた三寸皿には副菜やデザートを乗せて

こちらは葉が生い茂る木を描いた三寸皿。まるでお皿の下部から木が伸びているかのようなデザインが可愛らしいですね。左の落ち着いた色は主にアメリカ東部やカナダで生産されるブラックウォールナット製、右の明るい色は素朴な質感が食卓に馴染みやすいクリ製。どちらも同じ構図ではありますが、色合いの違いや、手彫りによる絵柄の違いによって一枚一枚まったく異なるイメージで仕上がります。直径9.5cmなので、副菜やデザートを乗せたり、醤油皿として使うのがおすすめ。

11月23日にはオーダー会も開催

現在、京都の南山城村で作品を制作している宮内さん。国内は東北から四国の各地、海外はドイツのセレクトショップでお取り扱いがあります。11月10日(土)~25日(日)の間は、奈良県のセレクトショップ「フィールドノート」にて、宮内さん含む4人の作家による「4つのひきだし展」と称した展示会が開催されるとのこと。会期中の11月23日(金)は、描く絵や木の種類やサイズまで、すべてを相談しながら決められる木皿のオーダー会も行われます。絵だけではなくお名前や日付なども入れることができるので、記念日などに合わせて作るのもいいですね。

「4つのひきだし展」
宮内知子 木皿オーダー会
5寸(15cm)/4860円
7寸(21cm)/7560円~8640円
8寸(24cm)/9720円~10800円
※それぞれオーダー代として+1080円
※時計にする場合は+3240円

心温まる作品はパーティーなどでも大活躍

宮内さんがお皿に描くイラストは、その上に乗せるお料理やお菓子の下から覗く姿までもが愛らしく、日々の食卓に並ぶ度にあたたかな気持ちにさせてくれます。イラストのレパートリーと木材の種類が豊富なので、いくつも欲しくなってしまいそう。これからの季節、クリスマスパーティーなどでも大活躍してくれることでしょう。誰もが思わず笑顔になるようなデザインのお皿たちを、ぜひ生活に取り入れてみてください。

writer / いおり photo / 宮内知子

取材協力

miyautitomokko
宮内知子の木工作品

https://www.miyautitomokko.com/

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